6話{常夏の大決戦}:9 マシン | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「暖かいパイ」
パイオッツ

「まだマフラーも手袋もあるぞ。」
レッド

「どうぞ使って下さーい。」
ブルー


防寒着を受け取ったパイオッツ兵は、身を寄せ合って、はけていく。

「あらら。
  みんないなくなったリーズ。」
怪人

「よーし。俺たちも戦って暖まろう。」レッド

「気合い入ったぜ」イエロー

「許せないわ!」ピンク

「今日も頑張ります」ブルー


「ほざけ。
   冷凍ガスで急速冷凍して、かき氷にして食ってやるリーズ!

どうだ、ビックリしたろう?」
フリフリーズ

「さっき聞いた。」
オーシャンジャー

「そうなの?
   じゃあ、アレを見ろ!」
フリフリーズ


「あれは!
    新型ロボットか!!」
レッド

「いや。」フリフリーズ

「なら、戦車だな!」イエロー

「いえ。」フリフリーズ

「な…何だあれ?」ブルー

「巨大かき氷マシンだろ!
    話の流れから解れよリーズ」
フリフリーズ

「あ、なるほど。」ピンク

「スーパーかき氷マシンの性能を見せてやろうリーズ。」
フリフリーズ

「俺はイチゴ、基本だな。」
レッド

「イエローだけにレモンを頼む。」
イエロー

「ピーチ、ピンクだし。」
ピンク

「なぁ、青鮫。
  ここはハワイで、お前はブルー、
   と、くれば?」
イエロー


「私もイチゴで。」ブルー

≪ズコッ≫

「そこはブルーハワイだろ」イエロー

「あ。そうか。
  でも、ブルーハワイって何の味なんですか?」
ブルー

「え?そう言われると‥」イエロー
「私も思ってた。」ピンク
「俺も」レッド

「みんな知らないんだ。
    アハハハ」ブルー


「アハハハハ」
オーシャンジャー



「あのう‥」ブラック