「よし、海底の秘密基地から水陸両用バスでハワイ(のセット)に着いたぜ。」
明石
「新開発ハイパージェットエンジンで、あっという間だったろ?」
黄貝
「すごいわ、黄貝君」桃香
「まさかパイキングが、基地セットの隣のスタジオにいたとはね」
黒久
「それを言うな。」黄貝
「青い海。まぶしい太陽。」
桃香
「水着のギャル。」博士
「リアルなビーチ。」黒久
「だから、リアルとか言うな。」黄貝
「見てください。
水着のギャルに混じってボンテージの女がいます。」
青鮫
「いたなパイキング。
逃がさん。」
明石
「また来たの。
全然逃げてないけど。
アタイが何をしたって言うのよ。」
パイキング
「…えーと。」明石
「パイキングのいるところに悪事あり、よ。」桃香
「そうだ、何か事件がないと困るだろ。
お互いに。」
黒久
「敵に事件をあおらないと出番もないとは」
博士
「そうね。
じゃあアレを出しちゃお。
出よ怪人。
目障りなオーシャンジャーをやっつけておしまい。」
パイキング
「何。
新怪人を作っていたのか!」
明石
「まぁ。お互いヒマだったしね。
クーカーが書かないから。」
博士
「オーシャンジャー。
私が相手だリーズ。」
怪人
{雪だるま怪人 フリフリーズ}
「雪だるま?
南国のセットに合わないぞ。
むしろ真逆。」
黄貝
「オーシャンジャー。
これを見ろ冷凍ガスだ!」
雪だるま怪人フリフリーズが口から白いガスを吹く。
「君たち危ない!」
水着のギャルに冷凍ガスが