買い物を終えて帰ってきた。
自転車をしまう。
午後は公園に行くぞ!
今日は土曜日。
みんないるかなぁ?
一輪車の空気はバッチリだ。
ダッシュでうどんを食べる。
行くぜ、公園。
しかし、ママに捕まった。
散髪だ。
うちはビンボーだからママが切る。
そんなことをしていると2時になった。
ぴったりに、はいしゃが来た。
僕の歯を見に来たのか?
ママの歯か?
庭から玄関を覗く。
あれ?
作業服のおじさん。
「お車を預かりに参りましたぁ」
「ほらアッキ!
車を取りに来たから、一輪車どかしなさい。」
「ボクごめんねぇ。
パパの車を持って行くからね。
ちょっと危ないからね。」
おじさんが一輪車をどかしてくれた。
「廃車はもったいないな~。
いい車ですよ。
手入れもいいですし」
おじさんがアレを誉めてる。
「ボクはパパの車、好きかい?」
「嫌いです。」
「そ、そうなんだ。ごめん。」
予想外だったんだね。