ラボ
研究員達は
このアジトを出ると脳みそが吹っ飛ぶ
と洗脳されていた。
信じている限り連れ出すのは不可能だ。
今は、早く敵を壊滅させ、安心させよう。
と誓(ちか)う。
ラボを出た三人。
「巻物は戻ったし、解毒薬も燃やした。
上で会おう。」
楼射が無線を入れる。
「OK。」偉王汰
「しかし、ビスケット一枚で奪い取ったとは」
有火馬
「まあな。」
重烏
↑手裏剣と間違えた
とは言わずにいる。
レベル9のドアに来た。
カンウェの手首
を使う。
《ビー》
「あれ?」重烏
《ビー》
「カンウェのデータを消されたらしい。」
有火馬
「偉王汰。
これまでだ。」
重烏
「先に行ってくれ。策を考える。」
楼射
「お先に」
偉王汰
「俺達にも遊び相手を残してくれよ。」
重烏
「早く来ないと殺っちまうぜ」
偉王汰
「くそぅ。
新しい道具を試したいのだが。」
有火馬