おじ少 93 ヒーロー | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

工場の敷地に帰ってきた。

社員と社長
岡部さん
奥さんが出迎えてくれた。

「マツさん。小野寺さん。
なんとお礼を申していいか…
本当にありがとうございます。
レイは無事でした。」
社長は涙を浮かべている。

「良かった。本当に。」
マツさん

「レイちゃんも頑張りましたよ。」


「レイと子供たちも中にいます。ゆっくり休んで下さい。」
奥さん

「じゃあちょっくら、少年探偵団に会おうか」
マツさんが俺に言う

「はい。」

社長宅におじゃました。

「新しいシャツです。
ここに置きますね」
お手伝いさんが用意してくれたシャツに着替える。


「あっおじさんおかえりー」
ミツル

「おじさん、助けてくれてありがとうございました。」
レイちゃんが立って挨拶をくれた。

「怖かったね。
残りの夏休みで、楽しい思い出をたくさん作って忘れようね。」
レイちゃんと握手

「はい!
来週はみんなで、しのじ旅館に泊まることになりました。
羽根馬かけるさんも来るって」
レイちゃん

「今、川の浄化を始めてます。来週にはしのじ旅館をオープンできるそうです。
小野寺さんもご一緒に」
社長

「楽しそうですね。
でも私、記憶が戻りつつあります。
自分の家を思い出したんです。

皆さんには大変お世話になりました。
もうそろそろ帰らないと」

「おじさん。
宝石アイスだけでも食べていきなよ。
高いんだよこれ。」
吉田

「ありがとうヨッチ…吉田くん」
おっと。

「おじさんてさぁ。
レイちゃんを助ける為に来たヒーローなんでしょ?

ねぇ、何マンなの?」
ダイモン

ノダマン
…いや、混乱させるな
そうだ!

「あはは。
バレちゃあしょうがない。
マーロン星から来た

モンブマンだ!」
一応ポーズを


「なんかカッコ良くないけど、ステキ」
レイちゃん

「モンブマンだって、ブッシュマンみたいだね。」
ダイモン

「だね。」
吉田


「ええっっ!
モンブマンっ」
ミツルだけ目を丸くして、のけぞった。