仮面トラッカー 12 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「ここに潜り込んだ奴とは、どんな野郎だ?
まだ悪事もしてないのに。
鼻の利くスパイだな」ボス

「ボス。感心してないでください。奴の狙いは、その戦闘スーツ(黒い鎧)かもしれませんぜ」グレーマン

「なんだと!
確かに他にめぼしい物は無いが…とにかく、コレは隠そう。」ボス

《パシャ》
青白い光がボスから放たれ、パンツ一丁とブレスレット姿に戻った。

1人のグレーマンが赤いカーテンを閉じてマネキンを隠す。

2人のグレーマンがボスの着替えを手伝った。

甲冑を着終えたボスが、ブレスレットをカーテンの中のマネキンの腕に通し、隠した。

「さて、スパイをあぶり出してやろう。」
ボスはグレーマンの布をめくり、一人ずつ顔を確認して回る。

3人目 4人目…


「まずいぞ!」猛


9人目まで異常なし

ラスト

「キサマかっ」
ボスが布を力強くめくった。