4話 {大変身} 5:握手までもう少し | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「ありがとうございまぁす」
握手するデカパイン

「アイツ、並んで写真撮ってるよ。」明石

「ありがとな」パイキング
彼女の愛想無さに萌えてるファンもいる。


「あーーーっ!」
突然叫ぶ桃香


会場の全員の視線が桃香に集中する。

「なんだよ急に。」明石

「あたしの衣装。
   これあたしの盗まれた衣装よ。」
興奮しながら写真集のデカパインを指す桃香

「デカパイン許さない。」桃香

「あ。バレた。」
デカパインも桃香に気づいた。

「あたしの衣装、返してもらうわ」桃香

「いいわよ。ちょうどここにあるし。」
デカパインが衣装を投げる

「あっさり返した。」黄貝

衣装をキャッチし、確認する桃香
「無い。無いわ」

「キツい服だったわぁ。
  こんなもんいっぱい詰めちゃってさ。」
デカパインが何かを投げる。

「はっ!」
それを拾い集める桃香

「何それ?」白井

「うるさい。」桃香

「これだよ。」
胸の前でジェスチャーする黒久

「あぁ、あれね。
 グラビアアイドル終わったな。」白井

「勝負だ!   変身よ。」
桃香がバスに入る

「えっ。戦うの?」明石