2話{パワースーツ}18:ピンクが | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「え?」
ピンクが振り向く。

《ベチ》
舌がピンクの武器を弾き飛ばした。

「ベロベロベ~」
怪人の舌がピンクの体に巻きつく。

《ギューギュー》
ピンクを締めあげる舌

「いやぁ。」叫ぶピンク


「苦しい」

「やめてー」

「…って、ちょっと!
   ボケッと見てないで助けてよ!」
ピンク

「あ、いけね。見入ってしまった。」レッド

「視聴率アップ!ナイスだ。桃香。」
ブラック

「いいから早く、助けなさいよ。

   ……ん?     ≪クンクン≫
   臭っ!   このベロ臭い。
   ネバネバしてるし。マジ勘弁。」
ピンク

「え。臭いの?」ブラック

「じゃあ接近戦は嫌だな。」ホワイト

「Wだ。
ワイヤーモード」レッド

『ワイヤースタンガン、セット!』
男子

《ギュイ、カッシャ、ビローン》
スティックに戻してムチを引き出す。


「ムチにはムチを。」イエロー

「ここで海釣りの経験が役に立つ。
  そりゃあ」
ブラックがワイヤーを怪人の首に巻く。

「右手は、まかせろ!」ホワイトが右手に巻く

「左手、もらった。」イエロー


「離せぇ」怪人



「よし!
俺は、ヤツの体に巻くぜ!」レッド
≪ヒュン ピシッ≫

「ぐぅ、動け ない。」
怪人はピンクをほどき、舌を4人に向けた。