「博士。
このウェットスーツの説明をして下さい。」
白井
「これは中に水が入ってこないドライスーツだ。
特殊なワイヤーで作ってある。
この深海でも水圧に耐える。
これを着ただけで海底散歩できるぞ。」
博士
「すげぇ。軍より進んでいる。」
明石
「では、このフルフェイスヘルメットは?」
白井は食事中にヘルメットを脱ぎ、テーブルに置いていた。
「水圧、弾丸なんのその!
強い、軽い、蒸れないヘルメット。
ここに小型酸素ボンベ取り付け可能、1時間も使えるぞ』博士
「酸素は闘いに有利かも。」
黄貝
「ちょっと貸してっ」
桃香がヘルメットを被る。
「キミ。まさか」黒久
「ついに戦う気に?」明石
「いいえ、すっぴん隠し」桃香