1話{選ばれし者たち}19:仲間 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

「つまり、俺たちに海賊を倒せと?」
明石

「なぜ私たちが?
海保や自衛隊がいるじゃない。」桃香

「わかってる。わかっているとも。
ただ、君達は若い。
老いぼれのわしだって、ここの設備をいじれば、それなりの攻撃も出来る。
わし1人で戦うよ。

ただ仲間が欲しかった。

気にするな。
ジジイのたわごとじゃて」博士


『…………。』全員

「さ。飯にしよう。
飯くらい付き合ってくれるだろ?」博士

「あ。…はい。」明石

博士はまた奥に消えた。

「なんか可哀想。」桃香

「あぁ。でも仕事もあるしなぁ。」黒久

「俺もメカニックコンテストが控えてるし、この大会には人生賭けてんだ!
優勝すれば一流企業の開発者になれる。」黄貝

「俺にも生活が…あぁ悩む」白井

「俺は、……俺は」
明石は、あの日の救出作業を思い出していた。