27 夢は大きく | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

炊き込みもサンマも、うまかった。

さて、風呂入るかな。

明日は、おばさんのアパートを探す。
しばらく地球で仕事があるそうだ。

俺は歯医者に行ったり忙しいから早く寝るか。


アルミ箔スカーフを羽織り、コーヒーを持って、テラスに出たおばさん。

星を眺める。

コロニーの旦那さんと乾杯のしぐさ。

こんなに離れても、繋がってるんだね。

流れ星がスッと光った。






さて、2022年を半日紹介しましたが、いかがでした?

災害からの復興も不安な未来を切り開くにも、人の繋がり、協力が必要だよね。

1人の力は小さい。
束になればたくましい。

スカイツリーの鉄骨も一本柱じゃないよね。
小さい柱が複雑に絡み合っている。


今日も火山灰をかぶったスカイツリーの鉄骨が月に照らされて鈍く輝く。

未来は明るい。

俺達の一度死んだ瞳は、もっともっと輝くんだ。



鈍く輝く 完

物語はフィクションです。