12 しばらく | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

17時ジャスト。
ラインパワーダウン。

『オツカレサマデシタ。』

コンピューター社長の人工音声の素っ気ない挨拶が流れる。

さぁ終わったぞ。

あっ、帰りにケーキを買わないと。

商店街の小松洋菓子店のシュークリームが好きだったな。
あのおばさん。

着替えて工場を出る。


商店街

セグウェイ3も普及したな。
自転車でふらふらしてたおばちゃんもいない。

『へーい。らっしゃいらっしゃい。』
いきのいい呼び声!
魚屋のおっちゃんだ。

ここは変わらないね。
深海魚が増えたかな。

原子力廃棄に深海底構造作業艇が開発されてから、深海漁船が出来たからね。

見た目はグロいがダシがウマい。
らしい俺は無理。

養殖サンマが合ってるよ。


おばさんに買っていこう。

おばさん、久しぶりだもんなぁ、地球の味。


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物語はフィクションです。