9 あくせく | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

さて、仕事に戻ろう。

散々いじられたケータイをしまう。


女子社員はボタンの前にいる。
『新しく、3色追加されたの。試してみない?』

『え?
今の気分に反すると栄養成分が偏るからダメですって
栄養カラーセラピストが言ってましたよね。』

『じゃあ聞くわ。
藤木さん、あなたは新色メニューを試し・・・』

『たい!』

『試したい気分。でしょ。』

『はい。トワイライトマーブルいきまぁす。』

ポチ

仲いいな。あの二人

食堂を出る。
白衣のポケットに両手を突っ込み、通路を行く。
フォォン

レーザーネットが解ける。
(自動ドアが開く感じ)

工場に入った。

スッシャコン

スッシャコン

スッシャコン

ガムテープがポコポコ出来上がる。

フルオートメーションだ。


一台のマシンアームに来た。
始めるよ。


ピリ、ピリピリ、ピリ
シーーー チュワ

これが俺の仕事

アームに着いてしまったガムテープを剥がす。


他にやること無し


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物語はフィクションです。