さて、仕事に戻ろう。
散々いじられたケータイをしまう。
女子社員はボタンの前にいる。
『新しく、3色追加されたの。試してみない?』
『え?
今の気分に反すると栄養成分が偏るからダメですって
栄養カラーセラピストが言ってましたよね。』
『じゃあ聞くわ。
藤木さん、あなたは新色メニューを試し・・・』
『たい!』
『試したい気分。でしょ。』
『はい。トワイライトマーブルいきまぁす。』
ポチ
仲いいな。あの二人
食堂を出る。
白衣のポケットに両手を突っ込み、通路を行く。
フォォン
レーザーネットが解ける。
(自動ドアが開く感じ)
工場に入った。
スッシャコン
スッシャコン
スッシャコン
ガムテープがポコポコ出来上がる。
フルオートメーションだ。
一台のマシンアームに来た。
始めるよ。
ピリ、ピリピリ、ピリ
シーーー チュワ
これが俺の仕事
アームに着いてしまったガムテープを剥がす。
他にやること無し
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物語はフィクションです。