70《魔法》 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

準備できた。
はじめよう。


『泣かないで、ここのちゃん。』

『え!?』
ガバッと布団から顔を出した長女。

『ここだよ。』
後ろからうっぴぃの腕を振る俺

『うっぴぃ?』

『そだよ。ウサギのうっぴぃだぴ。
お父さんに会えるぴ』
こんなキャラだったよな

『え?本当に!』

『しー静かに。
お父さんはウサギの国にいるのだぴ。
ウサギの国におもちゃを売りに来てるよ‥あ。来てるぴ』

『そうなんだぁ。いつ帰ってくる?』

『すぐぴ。次の満月の日に帰るよ‥ぴ』

『うんわかった。ここ、いい子に待ってるね。』

『うん。おやすみぴ』


『うっぴぃありがとう。おやすみ。』


しばらくして笑顔で眠った長女。




満月って、明日だった!