47《電話》 | クーカーの 笑説

クーカーの 笑説

コメディ小説を書いてます。

小説ほど難しくなく
コントほど面白くない
クーカーの笑説
1ページ1分くらいです。
サクサクと読んでくださいませ。

『ど、どうも』
とりあえずあいさつ。



『はぁぁ~』バタ

もちろん
モーちゃんは気絶した。

山さんはケイタイからアンティークショップに電話をかけていた。


『いや私ではなく友人が
はい。本当に小さくなって

彼を戻すには?


なるほど、命の危険が去ると元に戻ると』



俺はテーブルの真ん中で山さんの会話を聞く。


『今、8センチくらいですね。

かもしれませんね。


いや、ありがとうございます。』


山さんがケイタイを閉じた。




『なぁ、お前に迫る命の危険て何だ?』
山さんが見下ろした。


『え、?
俺が知りたいよ。』