『ど、どうも』
とりあえずあいさつ。
『はぁぁ~』バタ
もちろん
モーちゃんは気絶した。
山さんはケイタイからアンティークショップに電話をかけていた。
『いや私ではなく友人が
はい。本当に小さくなって
彼を戻すには?
なるほど、命の危険が去ると元に戻ると』
俺はテーブルの真ん中で山さんの会話を聞く。
『今、8センチくらいですね。
かもしれませんね。
いや、ありがとうございます。』
山さんがケイタイを閉じた。
『なぁ、お前に迫る命の危険て何だ?』
山さんが見下ろした。
『え、?
俺が知りたいよ。』