生体力学の目を持って写真を分析をし、的確なアドバイスをDressage Today誌の読者にするスザンヌさん。オリンピック代表ステファン・ピーターズの脚を「理想的」と言いましたが、今回は、その続きです。ニコニコ

 

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Steffen Peters and Laura Graves:  The Biomechanics of Olympic Contenders.

ステファン・ピーターズとローラ・グレイブス:オリンピック選手たちの生体力学

By Suzanne von Dietze

スザンヌ・ヴォン・ディエズ

Suzanne von Dietze explains what makes these Olympic riders so skilled.

スザンヌ・ヴォン・ディエズが、オリンピック選手たちの熟練の技を説明してくれます。

Dressage Today website

http://dressagetoday.com/article/steffen-peters-and-laura-graves-the-biomechanics-of-olympic-contenders-53370

【訳】(続)

 

この写真に再び目を向けると、周りのきらびやかさや照明にかかわらず、この人馬がなんと平静で集中しているように見えるかに、驚いてしまいます。まるで二人の世界にいるようです。ラゴラスの後肢を観察すると、この動きがどれだけの力強さとパワーを生み出しているかがわかります。それでいて、ラゴラスは完全なセルフキャリッジとバランス状態にあります。それは、コンタクトの軽さでわかります。ラゴラスは内方に屈曲していますが、外方手綱でリードされているのは明らかです。ここでも、大勒ハミの角度はとても良い状態です。

 

ラゴラスの耳は、ベルデイダスの耳のように尖っていませんが、その位置をみると、完全な集中力と繊細さの状態にあったことがわかります。ラゴラスは、全力や全力以上の力を出して演技しようと待ち受けているようにみえます。この、期待以上のことをすること、そして緊張することなく自分の限界を広げて行こうとする能力は、注目に値するアスリートに不可欠な質です。この写真の中で、ライダーと馬の両方に、最大限の能力を披露しハーモニーに満ちた状態でいようとする共通の意志があるようです。この2組の人馬がアメリカ合衆国を代表するということは、世界のドレッサージュというスポーツにとって、素晴らしい広告塔となることでしょう。(終)

 

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ステファン・ピーターズの脚・・・・・特に膝下の位置、良いお手本としてよく見て、イメージトレーニングしていきたいと思います。ニコニコ