「キャバレッティ運動」という本を出したドクター・クリムケ。その父の手法を間近でみて学習したイングリッドが、キャバレッティについて、教えてくれます。ニコニコ


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The Klimke Approach to Dressage  馬場へのクリムケのアプローチ

By Silk Rottermann         シルク・ロッターマン著

http://dressagetoday.com/article/klimke-approach-dressage-27000?utm_source=DressageTodayNL&utm_medium=email&utm_campaign=Newsletter



Use the correct cavalletti 正しいキャバレッティ(横木)を使う 

効果的にかつ安全に練習するためには、単に「地面においた横棒」では十分ではありません。馬がそれにつまずいた時、危険なことになりかねません。理想的には、高さを変えることができるキャバレッティを使います。これは、異なる歩様運動をする際に必要です。ポールは、2~3メートルの長さで、馬がそれに敬意を払うよう、太さがあり堅固がものでなくてはなりません。


Practice Regularly  定期的に練習する


キャバレッティ運動は、きついので、定期的な練習が必要です。最低週3回、日々の練習のなかに盛り込んでください。しかし、長々とやらせてはいけません。


Height and distance 高さと距離


通常、私は、直線または曲線に4本のキャバレッティを続けておきます。実際の高さと距離は、あなたの馬のニーズに合ったものでなくてはいけません。一般的に、常歩では、一番低いところ、つまり20センチのところ、に横木を置きます。キャバレッティ間の距離は80㎝です。速歩の場合、キャバレッティの高さは30㎝で、距離は130㎝です。駈歩の場合、キャバレッティを50㎝のところまで上げます。距離は、3m半です。常歩と速歩の場合、キャバレッティを地面におかないようにしましょう。馬が敬意を払わず、つまずいてしまうことがあります。


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キャバレッティは、単なる「地面においた横棒」ではない。

なるほど・・・・馬がそれに敬意を払い、きちんと足を上げて通過していくように、工夫をしておかなくてはいかないんですね。

横木の高さをどうするか、まで、ちゃんと考えておかないといけないなんて、考えたことがありませんでした。馬場の運動でも、やはり高さのある(駈歩で50㎝)のキャバレッティの活用は、必要なようです。ニコニコ