ヨーロッパ選手権を前に、シャーロットにどう向き合って支えたか、カール・ヘスターの言葉はつづきます。ニコニコ


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One-on-one with Carl Hester カール・ヘスターと1対1

Interview by Rebecca Ashton. インタビュア レベッカ・アシュトン

Dressage Today, June 2014, pp. 32 – 40. ドレッサージュ・トデイ 20146月号

【訳】(続)


シャーロットにデイモン・ヒルをみさせることもしました。「グーグルで検索して、よくみてみろ。85%取っているぞ。どうするつもりなんだ。どうにかして、それを打ち負かすんだ。」と彼女に言いました。それは健康的な競争です。ヘレンは素晴らしい人ですし、アデリンデも素敵な人だと思います。その人たちに対抗したり、悪い気持ちを持つということではないんです。彼女たちは、現在のベストです。ですから、よく見なさいと。なぜ優勝しているのか。何をしているのか。


競争することによって、ヘレンは、自分がこれまで乗ったことがないように乗っていると思います。ヨーロッパ選手権で、ドイツが金メダルを取る為にヘレンが乗ったあのグランプリの演技には、私は帽子を脱いで、「良かったね。」と思いました。それで、自分の演技のレベルが上がるわけです。あんな風に馬が動くのを見たことがありませんでした。絶対に最大限でした。リスクを取って、勝利にふさわしい勝負でした。素晴らしかったです。


ヨーロッパ選手権でのシャーロットのグランプリの演技は、私が目にした中では最高でしたが、それまでにも最高と言われる演技をみてきました。レンブラント号やコーランダス号、トティラスやボンファイヤ、サリネロ、そしてイザベルの馬すべてです。実際に演技をしているところを見たことがあるし、金メダルをとるところをみました。ヴァレグロに関しては、偏った見方をしていません。シャーロットとヴァレグロには、もっと厳しいです。オリンピックのときでさえ、演技を終えて退場してきたときに、「運がいいよ。君と僕は、あれがヴァレグロの最高演技ではないことがわかっている。」と彼女に言いました。しかし、ヨーロッパ選手権で、ヴァレグロがグランプリを終えた時、美しいと思ったのを認めます。ヴァレグロにはパワーそして私が彼に求めるすべてがありました。もう少しのハーモニーと、軽やかさ、そして弾発と他のすべてがありました。


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信頼できる、自分に何が必要かを理解して厳しいアドバイスをしてくれる、シャートットのメンターとしてのカール・ヘスターの役割が理解できました。


選手としてどの馬に自分が騎乗するかではなく、英国のため、将来の英国馬馬術のさらなる振興のため、真のリーダーとして、英国馬術界を牽引するカール・ヘスターのリーダーシップが明確になったインタビューの1部分です。ニコニコ