誰もが目標とする「良いシート」を習得するために何に気を付けて、どんな点を自己すればよいのか・・・ニップ博士のこの記事で明確になってきた気がします。

上半身や拳、そして脚の次のアドバイスは、「重心」についてです。ニコニコ

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CULTIVATE A GOOD SEAT  良いシートを育む

Learn these fundamentals of a good rider and their influence over the horse
良いライダーの原則と馬に対する影響を学ぶ
By Dr. Josef Knipp ヨセフ・ニップ博士 著
Dressage Today February 2014, pp. 54 – 57.

【概要】(続)

The Weight 重心

ライダーが体重の扶助を使う場合、シートあるいはお尻で、横に押したり、片方のお尻を落とすべきではないとニップ博士は唱えます。ライダーの重心をどちらかに移動させるのは、胴体を内方に向けることによる結果であるべきだそうです。ライダーの肩が回転し、馬の肩と水平な位置を維持するそうです。ライダーが自分の重心を、間違った側に移動させたり、前や後ろへのめり過ぎている場合には、それが、ライダーと馬のバランスに大きな影響を与えるそうです。この場合、馬がバランスを保とうとして、人馬の均衡を保たざるを得なくなるとニップ博士は語ります。

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重心については、あまり新しいことがかかれていない気がします。それだけシンプルだけど、実践するのが難しいということでしょうか・・・

「片方のお尻をおとすべきでない」とありますが、私たちは得てして「内方のお尻を落とす」ように言われることが多いのではないかと思います。「ライダーが自分の重心を”間違った側に移動させたり・・・」と言っていますが、”間違った側が、これまで一般に言われていることと同じなのか、ちょっと興味を持ちました。

その前に、「ライダーの重心をどちらかに移動させるのは、胴体を内方に向けることによる結果であるべきだ」と言っているので、私たちが気を付けるべきは、馬の肩と自分の肩が平行になっていること、簡単そうで、やはり奥が深い!!ショック!

ニコニコ