２０１３年８月２０（火）～２５日（日）デンマークで開催されるECCO（エコー）ヨーロッパ選手権の代表選手がかなり明らかになってきました。
今回のヨーロッパ選手権のスポンサーは、デンマークの靴メーカーECCO（エコー）です。ドンぺりニョンに騎乗し馬場馬術で活躍するのは、一族の娘（孫？）です。
ヨーロッパ選手権と言えば、４年前、エドワード・ガルとトティラスが優勝し、涙目のエドワード・ガルをライブ中継でみました。アデリンデ・コーネリセンとパージバルが２位、アンキーとサリネロが３位でオランダの全盛期、そして世代交代（？）を印象づけた大会でした。
２年前は、アデリンデ・コーネリセン＆パージバルが優勝。その前の団体戦で、金メダルを獲得した英国チームの中で、最高の演技をした自分とユートピアの演技よりも、弟子のシャーロットとヴァレグロの演技を見守り、涙していたカール・ヘスターが非常に印象的でした。（
）
今回は、どんなドラマが展開されるのでしょうか。
＜英国チーム＞
イギリスは、金メダル・チームの再登場です。昨年のオリンピア大会で”最後の演技”をしたカール・ヘスターとユートピアのペアが、再び登場予定です。カール・ヘスター・ファンの私としてはこれは見逃せません！ローラ・ベクトルシュマイヤーと１８歳のミストラル・ホジョリスのペアも健在の模様とか。これに新たにマイケル・イールバーグとハーフ・ムーン・デルフィーが加わるそうです。
ユートピアは、所有権争議の関係で、いまだに売却ができず、それでコンビ再編となったそうです。また、ヴァレグロを売却するかシンジケート化しようとする試みにもいまだに進展がないそうです。
＜スウェーデン・チーム＞
・パトリック・キテル ＆ ウォータミル・スキャンデック
・ティンネ・ッヴェルヘルムセン・シルフベン ＆ ドン・アウリエロ
・ミンナ・ティルデ ＆ サンタナ
・マリン・ハミルトン ＆ フリートウッド
＜ドイツ・チーム＞
・アナベル・バルケノール ＆ ダブリノ
・ヘレン・ランゲハネンバーグ ＆ デイモン・ヒル
・クリスティナ・スプリーヒ ＆ デスペラードス
・イザベル・ベルト ＆ ドン・ジョンソン
＜デンマーク・チーム＞
・アナ・カスプレザク ＆ ドンペリニョン
・ナタリー・ズ・サユン・ウィットゲンスタイン ＆ ディグビー
・ローン・バング・ラーセン ＆ フィイトウ
・アンドレアス・ヘルグウストランド ＆ アキーム
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
次々と代表が発表されていく中、オランダ・チームはどうなのでしょう。
オランダ代表は、今週末開催されるオランダ国内選手権への出場が前提となっていますが、パージバルとアデリンデのペアは、それに参加できないそうです。
パージバルは、６月にベルギーの馬病院で、心不整脈の手術を受けて、トレーニングに復帰してまだ1週間余りだそうです。
「馬の健康が第一優先。」とオランダ・チームのトレーナーは語ったそうです。
パージバルが順調に回復すれば、なんらかの打開策が提示されて、ヨーロッパ選手権に出場できるようになるのではないかと、ユーロドレッサージュの記事は語っています。
アデリンデ＆パージバル ｖｓ シャーロット＆ヴァレグロ、馬場ファンならぜひみたい対決です。ヨーロッパ選手権、目が離せなくなりそうです。