昨日は、「乗馬英語レッスン」の日。自宅で、英語を教えています。
米国馬場馬術元オリンピック代表 ジェーン・サボイのビデオを中心にレッスンをしました。
ビデオのタイトルは、「Half Halt Demystified」 半停止の謎を解く、とでも訳しましょうか。ジェーン・サボイのレッスンはとても系統だっていて論理的。大人になって乗馬を始めた私にはとても心強いビデオですが、このビデオも見るのはかなり久しぶりでした。
事前準備でビデオを見てみると・・・・
以前、何度も何度もみたビデオですが、その時の私のレベルでは、単なる理論でまだ実感がなく、わかったつもりでいたものが・・・
何年もの試行錯誤や経験などを通して、自分が実感できたことが、系統だててまとめてある感がしました。![]()
以前だと「へ~そうなのか・・・」なんて思ったことが、今回は、「そうそう、言っている通り。やっと気づいたよ~」てな感じです。
その中で、特に「忘れてた・・・」と反省したことが、
「軽い扶助に反応させること」:これはこれまででもやっていたことですが、まだ甘かった・・・ジェーン・サボイが唱えるのは、軽い扶助で速歩の馬が駈歩になるくらいのパワフルな反応です。彼女は、この段階では、馬のフレームは気にしなくていい。肝心なのは馬の反応だ、と唱えています。
常歩ながら・・・いつもゴッチの反応をチェックしていましたが、私がゼッコをするとゴッチがまず首を上げてから、元気に歩き始めるので、この点が良いのかどうかわからず遠慮していました。そして当然・・・彼女が求めるような明確な反応を求めていませんでした。「元気よくなれば、まあイッカー~」てな感じで、甘すぎました。
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今日の騎乗では、左手前の維持が出来たので、ジェーン・サボイのいうこの二つのポイントに絞ってゴッチに騎乗しました。
ゼッコ→脚→鞭/拍車の順で、反応を求めるだけでなく、これまでより明確な反応を求めます。![]()
ゴッチはすぐ理解して、常歩の質が変わりました。元気な、肩を大きく使った常歩です。頸を下げて、耳は私に集中しています。ハエを気にするヒマもないみたいで、頑張っています。
今日は、それだけでも前回より大きな進歩。
満足の騎乗でした。