欅坂46 小説 - 街角でキスをしよう -

欅坂46 小説 - 街角でキスをしよう -

短編、長編、どちらも書きます!

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そんな高校3年生の時、私には趣味があった。

ハウススタジオに行くと多くの人たちがいる。

「 あ、まなか!」

「 あーゆいー、今日新人来るんだよ 」

「 いや、新人とかないからね 」

「 なんか、その子もゆいって名前らしいよ 」

「 へぇ、そうなんだ 」

「 確か高校も学年もあんたと一緒だったと思うけど 」

「 私あんま知り合いいないからわかんないや 」

この子は志田愛佳。お父さんがここのスタジオのオーナーらしく、自分はバンドが好きだからここでよくいろんな人の演奏を見ている。

「 はじめまして 」

入ってきたのは小さくて可愛らしい女の子。

「 ん?あー、今泉さん?」

「 はい、今日ここでライブさせてもらいます 」

「 あー、わかったわかった 」

同じ『 ゆい 』ということもあり、私は彼女の歌を聴いてみたい!と思った。

今日は私もライブ。1日に5組ライブが行われるここは、前後の人たちが聴いてくれることから、みんな仲良しだった。

今日は大原櫻子さんの『 明日も 』を歌う。


歌い終わったあと、今泉さんが話しかけてきた。

「 あの!」

「 はい?」

「 制服、欅高校のですよね?」

「 そうですけど… 」

「 わたし、今泉佑唯です!いきなりなんですけど… 」

「 ん?」

「 コンビ!組みませんか?」

えええええ?