雨水(うすい)の季節 | 植物は人を育てる

植物は人を育てる

ひと月の残業が160時間......。
仕事に疲れて無気力、無感動だったネットワークエンジニアが救われたのは、そこに植物があったからでした。
人の心を癒して、育ててくれる植物の持つ魅力や楽しさを書いていきます。

こんにちは!
柿沼義郎です。

今日は春一番が吹き荒れました。
 
下関市に住んでいる友人が
今日たまたま
都内に出てきていたのですが、
 
帰りの飛行機の出発が
遅れていたんだそうです。
 
そろそろ家路についていると
良いのですがね。

さて、明日は二十四節気のひとつ
雨水(うすい)です。

雨水とは、降る雪が雨へ変わって
降り積もった雪や氷が
溶け出す時季。

雪山では、雪崩が気になり始める
季節でもあります。

image
 
昔から、この季節は
農作業の準備を始める
目安とされてきました。

実際に、立春から半月ほど経って
寒さの中にも暖かさが
感じられるようになってきましたし
 
スーパーの野菜売り場では
春キャベツや、ちぢみホウレンソウなど

しっかりと寒さに当たって
甘みを増した野菜が出回っています。

地方によっては、この雨水の日に
ひな人形を飾ると、
良縁に恵まれると言われているんだとか。

ちょうど、土曜日の明日は
そんな作業がしやすいかもしれませんね。

まさに、春一番が吹いて
寒さと暖かさが交互に訪れる

三寒四温といった表現が
使われるのも、この頃の特徴です。

また、この時季に降る雨を
「木の芽起こし」と呼んで

植物の芽吹きを助ける
恵みの雨と位置づけられています。

ひと雨ごとに、春が近づく
雨水の頃。

待ち遠しい季節に
胸が高まります。

最後までお読みいただき、
ありがとうございます。


柿沼義郎