「地球少女アルジュナ」は、2001年に放映されたアニメですが、12回で打ち切りになってしまいました。



内容は、地球環境の破壊を食い止める少女ジュナの戦いを描いています。様々な地球環境問題がテーマです。原発、遺伝子操作、出産と胎児、農薬、成長促進ホルモン、食料自給率などがとり上げられています。

 

アニメとしては重すぎるテーマですが、工夫してうまく表現しています。2001年にすでにこれほどのアニメがあったとは驚きです。

アメリカの食肉会社や農業企業、アメリカ政府や日本政府にとっては都合の悪い内容です。昨今、東大教授の鈴木宣之教授が訴えている内容とほぼ同じです。

いろいろ無理を感じるところもありますが、全体としてはファンタジーに仕上がっています。音楽は菅野よう子が担当しています。

現在進行中のばかばかしい環境政策や食料政策や農業政策の矛盾を知るための良い教材になるでしょう。

ユーチューブで検索すれば見つかると思います。