明治の論客福沢諭吉は「脱亜論」を唱えたことで有名です。アジア的因習を打破して近代化せよと説いたのです。アジアにどっぷりつかっていた当時の日本人に旧習を捨てよと説いたのです。すごい勇気です。

今の日本には「脱ア論」が必要だと思います。むろん、脱アの「ア」はアメリカの「ア」です。

なにしろアメリカの対日政策は日本弱体化です。日本封じ込めです。日本はドンドン弱体化させられ、属国化しています。かつては強かった経済も、アメリカの脅威と見なされてすっかり弱くなってしまいました。

しかし、戦後日本の政治家は、なぜかアメリカの言いなりです。国益無視の政治を実施して大いばりしています。

なぜでしょう。それは、その方が楽だからです。

もしあなたが政治家だったら、どうでしょう。

①アメリカに逆らって日本の国益を追求する。

②アメリカの意に従って日本国民をだます。

あなたが政治家だったらどちらを選択しますか。おそらく②です。その方が楽です。①を選んだら殺されます。この点については与党も野党も同じです。

アメリカに逆らえば殺される。むしろ、日本国民をだましつつ、アメリカの言いなりになっている方が楽だし、地位の保全にもなるし、金も儲かるわけです。

だから、戦後日本の政治家や政党は、国民をさかんにプロパガンダでだましつつ、アメリカの言いなりになってきました。

「国の借金」、「消費税は公平な税」、「日本は遅れている」、「LGBTは世界の潮流」、「地球温暖化」「太陽光は環境に優しい」、「クジラは知能が高い」、「ワクチンは安全です」、「移民難民を受け入れるのが正義」、「在日特権はない」、「パチンコ三点方式なんて知らない」・・・すべてが嘘でした。

大嘘のプロパガンダで日本国民をダマシ、アメリカの言いなりになってきたのが戦後日本の政党であり、政治家です。つまり売国奴です。

くりかえしますが、アメリカに逆らえば殺される。日本国民をだます方がむしろ楽。だから、こんな政治が続いているわけです。

日本だけでなく、西側諸国はすべてそうです。だからこそ、西側諸国の政府はアホウな政策ばかり推進しているわけです。

脱ア論が必要です。



すでにロシアと中国はBRICS経済圏を形成し、脱アを達成しつつあるように見えます。

 

 

日本政府は大量の米国債を保有していますが、ドル建てなので売って円に換えないと国内では使えず、景気浮揚になりません。歴史的円安の今、売れば損をします。かといって、日本経済が弱体化してしまいましたので、この先、円高になるとも思えません。

BRICS経済圏が拡大し、ドルが弱くなれば、最も打撃を被るのは日本です。実にばかばかしいことです。