現在、政治資金規正法と公職選挙法には過失犯処罰規定がありません。つまり、過失は許されるのです。

腕章なしで演説をしても、「うっかりしていました」と言えば許される。

政治資金収支報告書を提出しなくても、「うっかり失念してました」と言えば許される。

政治資金収支報告書の記載に虚偽があっても、「うっかりしてました。修正します」で許される。

裏金問題が話題の昨今ですが、過失犯処罰規定がないと処罰できません。そして、過失犯処罰規定をつくれという政治家は皆無です。政治家は自分に甘いことがわかります。

過失犯処罰規定は道路交通法にあります。道路交通法に違反をすると過失であっても許されません。

スピード違反をして、「うっかりしてました」と言っても許されず、罰金です。

人身事故を起こして人を殺したり、人にけがをさせたら、「うっかりしてました」と言っても許されず、罰金か禁固刑となります。



今の政治家は、政治資金規正法に違反しても、公職選挙法に違反しても、「うっかりしてました」で許されます。だから、みんな裏金を平気でつくるのです。選挙に勝つためなら公選法違反も平気でやります。

NHK党の立花孝志やつばさの党の黒川敦彦が演説の妨害をしていますが、警察は逮捕しません。逮捕できません。なぜなら、「うっかりしてました」で言い逃れができるからです。法律が失当です。

 


現在の公職選挙法と政治資金規正法には完全に欠点があります。それは過失犯処罰規定がないことです。

過失犯処罰規定をつくりましょう。しかし、政治家はみんな反対するでしょうね。だって、過失犯処罰規定ができたら、逮捕されたり、罰金を取られたりするからです。

政治家は最低な連中です。

こちらの動画を見てください。