数日前、日本がアメリカにパトリオット・ミサイルを輸出するという不可解なニュースが流れました。



もともとアメリカ製のパトリオット・ミサイルを、なぜ、わざわざアメリカが日本から逆輸入するのか?

実に不可解なニュースでした。

しかし、日本製パトリオット・ミサイルをアメリカが輸入して、それをアメリカがウクライナに輸出すれば、日本は立派な武器商人となり、ロシアの敵となります。つまり、この輸出は政治的な意図から出ていたようです。

アメリカの意図は、日露の対立を煽ることです。アメリカにはウクライナに輸出する武器などウジャウジャあるはずなのに、わざわざ日本から逆輸入して、それをウクライナに送るのです。アメリカのあくどさは、まさにヤクザです。

日本政府は、アメリカの言いなりになってやらされているのでしょう。それでも、直接ウクライナに輸出する度胸はなく、このようなアホらしい手続きになったのでしょう。

実に情けない戦後日本の姿です。

ロシアとしても日本に抗議せざるを得なくなり、実際、ロシア政府は日本に警告する声明を出しました。



グローバリストの道具になりさがったアメリカ政府は、もはや信頼できないまでに狂っています。今の状況ではプーチンの方がむしろ正常です。それなのに日本政府も狂ってしまい、グローバリズムを邁進しており、ロシアへの歩み寄りができません。

ウクライナ戦争を抱えている今のロシアは、かつて支那事変を抱えていた日本と同じ立場です。日本は、アメリカとの開戦に踏み切らざるを得なくなり、敗北しました。しかし、核保有国のロシアは、この難局を乗り切るでしょう。

そのとき、日本はロシアから制裁を受けるでしょう。アメリカはしらんふりです。実に愚劣な日本外交です。

 

日露間に紛争が起きれば、それこそアメリカの武器商人は歓声をあげてよろこぶでしょう。

 

実際、アメリカは日中戦争を画策してもいるのです。



アメリカの対日政策は「日本弱体化」です。まさに、そのとおりにあくどいことばかりをやっています。