政教分離ということはかねてから言われています。政治と宗教を分離すると言うことです。これは欧州で起こったことです。かつてキリスト教会の権力が絶大すぎたために、その横暴に対する反省からおきたことです。

よって、本来、日本では無縁のことです。政教分離といっても完璧にはできません。ですから曖昧な境界線です。分離しているようでもあり、分離していないようでもある状況です。

さて、それはそれとして、今日の世界では「政歴分離」が必要だと思います。

政治と歴史が密着しすぎており、歴史が政治利用されるからです。歴史の政治利用は目に余るほどであり、捏造と隠蔽が横行しています。だからこそ「政歴分離」が必要だと思います。

例えば欧米白人は、自己の奴隷貿易の歴史を隠蔽しています。奴隷貿易を隠蔽しておいて「人権を守れ」とほざいているのです。インディアンを虐殺し、黒人を奴隷にしたアメリカ人が理想を特のです。

どの口が言うんだ!

ということです。欧米白人の欺瞞は神をも恐れぬ悪行です。

 

日本について言えば、広島と長崎に原爆を投下したのはアメリカであり、連合国(国連)です。その連合国が偉そうに平和を説くことのアホらしさに気づくべきです。



それに加えて共産主義が歴史を盛んに政治利用しています。歴史を捏造して政治利用するのです。自国の歴史を美化し、他国の歴史を悪行とするのです。その行為は稚拙極まるのもで、誰でも論破できる水準です。

しかし、背後に巨大な国家権力、共産党権力があるので、バカがまかり通ってしまいます。

言うまでもなく中国共産党の歴史捏造は常軌を逸しています。通州事件を隠蔽しておきながら、南京大虐殺を捏造しているのです。このバカバカしい状況に日本政府は抗議さえ出来ません。タマを握られているからです。



さらに言えば、そもそも共産主義という悪魔の思想を考え出したのは欧米白人です。欧米白人はうぬぼれているようですが、わたしに言わせればむしろ愚劣です。平気で嘘をつく、都合の悪い歴史を隠蔽する、お金のためなら奴隷貿易を大々的に実施するエコノミック・アニマル、それが欧米白人です。

欧米白人は共産主義が好きなようです。だからこそアメリカはソ連と連合できたのだし、欧州各国はリベラル化して自分たちの文明を破壊しています。

日本は、こうした世界潮流に呑み込まれるべきではありませんでしたが、抗しきれませんでした。

まずは第二次世界大戦の評価を変えねばなりません。第二次大戦は、ソ連と連合したアメリカが、ソ連を救うために防共国家のドイツと日本を打倒した戦争です。

その結果、世界中に共産主義が蔓延しました。共産国家が一気に増えました。さらに、ソ連が崩壊すると、アメリカは不思議にも中国共産党を支援し、中共を巨大化させました。抗した愚行の背後には欧米白人のうぬぼれと、無知と、無能があります。

そんな世界を変えるためにも「政歴分離」という原則が必要になると思いました。