日本は歴史的にアジアの安定勢力でしたし、今後もそうあるべきです。

このことを日本政府は世界に向けて発信し、信用を勝ち得ていかなければなりません。かつての大日本帝国もアジアの安定勢力でした。

清朝末期から中華民国時代にかけて、支那大陸は常に不安定でした。軍閥と共産主義者によって治安は常に混乱していました。そこへ欧米列強が入り込み、まさに支那は混沌でした。

そんななか日本だけが朝鮮半島と満洲に安定した文明圏をつくりあげていたのです。満洲事変の根本原因は、張作霖軍閥の内政統治力のなさが原因でした。支那事変の根本原因もコミンテルンの策動でした。

日本政府は懸命にこのことを国際連盟に訴えました。松岡洋右が良い例です。松岡は国際連盟において、日本だけがアジアの安定勢力だと訴えました。日本が弱くなれば、アジアは混乱し、赤化すると説きました。

しかし、残念ながら国際世論は理解しませんでした。欧米は基本的にアジアオンチです。知らないのです。後にアメリカは日本を敵視し、理解せず、日本を侵略します。アジアから安定勢力が失われました。その結果、アジアは赤化し、支那大陸では内戦が起こり、朝鮮半島は分断されました。赤化したのです。台湾には国民党が流入しました。

皮肉ですが、第二次大戦後に松岡洋右の言い分が正しかったことが証明されたのです。

アメリカが本当に苦労し始めるのは、第二次世界大戦後です。アメリカは第二次大戦に参戦する必要は無かった。黙って見ていても安全保障上の問題はなかった。アメリカは積極的に戦争に参加し、世界覇権を握ろうとした。そのためソ連と手を握り、結果、共産主義をアジアから東欧にまで拡散させてしまいました。

日本は今後もアジアの安定勢力として世界の理解を得ていく必要があるでしょう。しかし、敵対勢力のプロパガンダは強烈かつ巧妙です。これに戦前の日本は負けてしまいました。戦後も負けています。

プロパガンダを含めて情報戦です。情報戦が政戦略を決定します。だから、情報戦には何としても次は勝たねばなりません。