「歴史もイデオロギーである」

岡田英弘著作集第一巻にこんな言葉がありました。

極東裁判史観は、アメリカが日本という属邦に与えたイデオロギーです。このイデオロギーによればアメリカは善であり、日本が悪となってしまいます。要するにアメリカの自己正当化のためのファンタジー・イデオロギーです。まるでウルトラマンや仮面ライダーのような幼稚な論理です。

それなのに、こんなバカみたいなイデオロギーに日本が戦後六十年以上も支配され続けているというのは不思議と言うしかありません。馬鹿げた嘘でも信じ込ませる不可思議な力、それが権力というものらしいです。

反権力というなら、このアメリカン・イデオロギーを否定してこそ反権力というべきです。