渡辺京二著「逝きし世の面影」という本があります。
主に明治期の日本に来訪した外国人の文章を引用しながら当時の日本人の生活ぶりを活写しています。明治日本は、もはや現代日本人にとっても異国同然ですから、読んでいると、時に目の覚めるような思いがします。
この中に「子供の楽園」という章があります。日本人が子供をいかに大切に育てていたかが書かれています。両親も祖父母も兄姉も伯父叔母もよってたかって小さい子供を大切に育てていたようです。
今でも日本人は小さい子供を大切に育て、その成長を自らの喜びとしていると思います。
そのような日本に、「移民を入れて子育てをメイドに任せる」などという政策がふさわしいでしょうか。子育ての劣化を招くだけの下策だと思います。しかし、こんなことが大まじめに政府内で論じられていること、それ自体が日本の劣化かもしれません。