黒以外の職業の出番がなくなってしまった魔道士です。こんにちは。

黒魔道士にとっては、火力の上限=敵対心上の上限 と言っても差し支えない程、敵対心を抑えることは重要だと感じています。

かといってそれが直ぐに、敵対心マイナス装備を用意すればよい、という話しにはなりません(※1)。例えば装備で敵対心を 20 下げたとすると、対ボスで20,000ダメージ与えたケースでは、1戦を通して 与ダメを400増やせる程度の差、にしかならないためです (盾側の敵視+で、実際には相対的な差はもうちょっと大きいです)。

従って、敵視マイナス装備とともに、その他のアビリティによって敵視を下げる事を併用して積み重ねると、想像以上に効果があるように感じています。



■基本的な知識
最近非常に参考になる検証をしている方がいましたので、その方の記事 (こちら ) を中心に敵視低減関係をまとめてみました。

まず前提として : 与ダメ1=敵視1


1.フリーズ敵視減少量
 敵視720固定で減少
 敵視分割無し
 ※敵視分割とは、アビ等によって複数の敵で敵視が分配されるかどうか

2.カメレオン敵視減少量
 敵視840程度固定で減少(DEX181時)
 DEXの影響は低い模様
 敵視分割無し

3.ネクロジェネシスHP回復の敵視量こちら
 敵視は発生しない

4.静者の撃こちら
 発動時の敵視 17
 敵視20%低減

5.回復ヘイト量
 敵視は、回復量の0.6掛け
 内丹も同じ敵視量
 ヘイト分割有り

6.沈静薬
 敵視80減少、効果時間1分間
 ※1分間の効果時間中、何回魔法を使用してもアイコンが切れないことから、複数回に効果があるのかもしれません (未確認)。

7.装備の敵視
 装備上の敵視1=0.1%の効果


■どのくらいの敵視低減を見込めるか
1.静者の撃
これまでの私の使い方ですが、フリーズ、カメレオンは目に見えて効果が分かる というのもあって、普段の使用頻度は高かったです。しかしながら、静者の撃 はコンボ・サンダガに使用する程度で、程積極的には使ってきませんでした。ところが、実際の静者の撃の効果は想像以上に大きいものでした。

例えば、対ボス20,000ダメージ/5分間戦闘を想定した場合、コンボ・サンダラ (与ダメ800) 時に静者の撃を使用したとします。このとき 静者の撃4回を使用可能ですので、合計するとフリーズ並 (ちょっと劣る) の敵視低減に相当していました。

戦闘中、MPが余っているのに敵視が赤色・・・という経験を毎回していただけに、静者の撃 を積極的に使ってこなかったのは実にもったいない事でした。

2.コルーション
これは敵視低減とは違いますが、戦士が盾を務める場合は コルーション を積極的に使用すると、アタッカーがより活躍できるようになります。自助努力以外に、別途800~1000程度のダメージをなすりつける事が出来ると、パーティの安定度は格段に上がります。


■コメント
アビリティの敵視低減量を予め知ることが出来たお陰で、相応しいタイミングで使用できるようになったのではないか、と感じています。とはいっても、静者の撃を早いタイミングで使用しておき、リキャスト毎に使用する・・・というだけですけれども(笑)。
※静者の撃は、最初のサンダラで私は使っています
※メインのパレット上に、フリーズ、静者の撃、カメレオンを配置して、リキャストが分かる様にしました。

その上で装備上でも敵視マイナス装備を充実させていくと、敵視低減の効果をより実感出来るようになっていきます。
盾の固定力に依存する部分も大きい為、その時々で、固定力が大きい場合は敵視装備を外しHP増(コンバ向けMP増)したり、あるいは固定力が低い場合は敵視マイナス装備を増やしたり・・・など、臨機応変に対応出来る様にした方がいいのかもしれません。


このように見てきますと、個人で出来ることは決して小さくはありませんでした。しかしながらそれ以上に、コルーション での協業の方がパーティ全体に効果が及ぶ分、活用するメリットは大きいと思います。この辺りの連携が出来るかどうかが、黒として (だけではありませんが) より輝けるかどうか、だと最近は感じています。

最初の頃黒でオーラムヴェイルに参加した時は、よく毒死したものです(笑)。それが、黒参加でもタイムアタック出来るまでになれたのは、これも協業のなせる技です。自分の役割を把握し、先を読んで行動する・・・ということの大切さをレイドで活動で感じています。


※1
敵視マテリアの値が、パッチ1.22において軒並み引き上げられる旨、トピックスにアナウンスがありました (公式 )。敵視を積極的に下げる事の意味合いが、今以上に上がりそうです。