楽しんでいる魔道士です。こんにちは。

わたし自身は、今のFF14だけでなく、これまでも面白楽しく遊べてきました。だからといって、気軽に、友人にお奨めはできる というものでもありません。それは、パッチ1.19 (9月30日予定) が導入されたとしても、変わらないのではないか、と感じています。

(パッチ1.19は、今までの中で最も大きな変化になりそうですし、これまで以上に楽しみにしています。念のため!)


■現状の ”息苦しさ”
今のFF14には、「ある種の息苦しさ」 があります。これを吉田Pは ”ギルドリーヴの 「毎日消費しないと損をした感覚になる」” という表現を用いています。

実際は 「損した感覚」 だけでなく、「半強制的にリーヴ参加」 せざるを得ない雰囲気があります。これは、リーヴ発行間隔が36時間毎で、発行毎に前のリーヴが失効するので 「損した感覚」 になり、仕方なく効率的なレベル上げが出来るリーヴに参加してしまう、という塩梅です。

このように、3日の内2日が リーヴ ”消費” に費やされる現状 (翌日へ持ち越したら、毎日!) では、自分自身の冒険心を満たすことが難しい のです。自分がやりたい事ができないというのが、わたしが感じる ”息苦しさ” です。

全体の雰囲気として、レベル上げ(狩り) 過程を楽しむ方向ではないため、まだお奨めできないと感じている訳です。


■野良パーティの環境が、整っていない
このような ”息苦しさ” は、リーヴをやらないようにすれば (私のように!) 一応の解決はします(笑)。

ただ、周囲がリーヴパーティ (レベル上げ) に勤しんでいるため、ソロで楽しめる人でないと、やっぱり辛くなるようですね。どっちにしても、余りいい環境でないと言えるかもしれません。

そこで、リーヴを顧みない少人数派で、敢えて 野良パーティをするという選択肢を選ぼうとします。しかしながらそこでも パーティを組みにくい という現実に突き当たります。

現行のパーティ募集機能は、とんど使われていないようです。募集機能が未熟(修正できない等)である上、参加する人を選べませんし、主体的に参加者を募集するにはシャウトかLS内部で募集する以外ないですし、狩り場の空き具合をリアルタイムで調べられません。

別のゲームを引き合いに出すのはなんですが、FF11では オートリーダー という言葉が生まれましたが、サーチ機能を駆使してメンバーを見つけ出す事が可能でした。FF14では、自分でメンバーを集めようにも、主体的に集め難いのです。

「ギルドリーヴはFFXIVのメインコンテンツではなくなります (第12回 FFXIVプロデューサーレター )」 と吉田Pは語っているものの、今はまだリーヴが主役であり続けています。つまり、FF14の改修はまだ、途上なのです。


■これから変わること
レベル上げ関連に限って見ても、パッチ1.19では大きな変化が訪れることが窺い知れます。

これは、アニマ制限の息苦しさから解放されるものですし、フィジカルレベル廃止は各クラスをハンデ無く遊べるようになる素晴らしい改善ですし、そして何よりも リーヴチケット制で少しはリーヴで制限された活動が緩やかになる…かもしれません。


パッチ1.19
1.リーヴ・チケット制導入
2.モンスターパーティシステム調整
3.占有システム変更
4.リンクボーナス、チェーンボーナス、修錬値配分変更
5.フィジカルレベル廃止とフィジカルボーナス仕様変更
6.キャラバン護衛(LV20)
7.低ランク向けダンジョン
8.チョコボ・飛空艇実装
9.モンスターの配置位置調整

パッチ1.20
1.パーティバトル向けに状態異常系アクションの各クラス分配を見直し
2.アクション装備のルールと条件の見直し
3.全バトルクラスアクションの新実装

パッチ1.21
1.ジョブ制導入


■サーチ関連情報
直近の予定には、この中には、PCサーチ に関する内容は登場しないようでした。そこで公式フォーラムより関連する内容を、参照のため抜粋引用します。

1.公式フォーラム 5月31日
「エリアサーチ等のサーチ機能についての予定を再確認してきましたが、将来導入する計画はありました。

既に引用してくださっている方もいるとおりで、別途「人が少ないエリアではボーナスを」というようなことを吉田Pが構想していることもあり(※この機能が具体的にどうなるかのロジックなど、詳細は未定です)、流石にアテもなく彷徨うべし、ということではありませんね。

ただし、今回も例のフレーズを口にしなければなりませんが、今のサーバーの状態ではサーチ機能を足せる状況にありません。サーバー負荷問題の根っこをやっつけた後の導入となりますため、その点はご了承ください。」

2.公式フォーラム 8月24日
「LSリスト、フレンドリスト、カンパニー、PCサーチなどすべて含めコミュニケーションが取りやすくなるよう改修、実装を行っていきます」


■胸を張れるのは、もうちょっと先のようです。
胸を張って、「FF14は楽しいから一緒に遊ぼうよっ!」 と言える日は、もうちょっと先になりそうです。ただそれは、多くの人の選択肢に、野良パーティという選択肢を選べるかどうか、という視点でのことです。

否定的な意見を述べてきましたが、これはFF14世界の極一部です。現にわたしが1年もの期間遊べているこの世界は、これまでも、今も、面白さに満ちています。

さまざまなコンテンツが導入されていますし、これからも導入され続ける予定ですので、恐らくですが、今新規で入っても十分楽しめるのではないかと思います。特に低ランクを先に厚くする方向性なので、尚更です。

さて、わたしは…これからもFF14を、そして変化を楽しんでいきます!