ますます楽しみになった魔道士です。こんにちは。

ZAMからも、吉田Pのインタビューが出て参りました。例によって、抜粋&要約の翻訳を以下に掲載します。

 ZAM Interviews FFXIV's Naoki Yoshida & Sage Sundi 3/4


※拙いものです。他所への引用・抜粋は固くお断ります。


1.プロデューサーレターやパッチによれば、バトルシステムは、貴方とチームにとって高い優先度のようだ。バトルとパーティシステムの総合的なビジョンは何か?

主要なコンセプトは2つある。第一はパーティを楽しめること。第二はクラスの役割を明確にすること。多くのプレイヤーは、パーティを組むことに強いストレスを感じている、ということを我々は理解している。そのため、パーティーシステムを2つの部分に分離しようと決めた。

ひとつは4名パーティに基づくものであり、FF11の6名パーティより簡単に集めることが出来るようになり、コンテンツも4名前後パーティを元にしたものを用意する。4人のパーティを組み、そしてこのメンバーで沢山のやることがある。

しかしまた、8名のプレイヤー・パーティも持つことになる。それは、沢山の人達と一緒に時間を過ごしたくなるような、ハイレベル・コンテンツである。そのようなバトルができるようになるよう計画している。

こんな風な会話がなされるだろう。「おkw これをやるために この種類のクラスが必要で、勝つためにこんな戦い方が必要だ」 多くの時間を割きたくないプレイヤーと、沢山の時間をかけたいハードコアプレイヤーに向けた、2つのデザインに別れている。


2.これらの変更の全ては、多くのアップデートによって導入されるのか。或いは、1回のメジャー・パッチとして バトルシステムに変更が入るのか?

バトル関連のパッチを短いスパンでリリースすることは、恐らく相当難しい。何故ならば、毎2週間/毎月のパッチがあるからだ。毎2週間/毎月、バトルシステムを 少しずつリリースを試みる代わりに、2ヶ月スパンでバトルシステムを実装する。

2ヶ月間で、バトル・チームは困難な問題に取り組む。パッチが導入された後、スタッフが大きなパッチに 2ヶ月を費やした価値を手に入れるだろう。


3.プレイヤーがそのバトルのパッチをいつ期待できるのか、概算時間を見積もっているか?

今現在、ハードコアプレイヤー向けに、ハイエンド・ダンジョンに取り組んでいる。それがリリースされる時までに、バトルの変更を準備したい。正確な日時は申し上げられない。しかし、春のとある時期、とだけは言える。ダンジョンがリリースされる時、沢山のバトルの変化が同時にやってくる。

バトル関連の公開リストでは、殆どの事が 春のとある時期までに実装を完了させたいと計画している。春には、そのハイエンド・ダンジョンと第1ラウンドのバトルの変更を得られるだろう。全てではないが、第一ラウンドである。一夜にしてルールを変えることはできないのだ。

多くのことを変えなければならない。特に、すべてクラスにおける 特性、アクションを再評価しなければならず、アーマリーシステムのバランス再調整をする。これには多くの時間がかかる。しかし、最初の変化は、新ダンジョンと共に、春に訪れる。


4.プロデューサーレター4において、クラス装備のコンセプトアートでファンを悩ませた。どのような形で実装されるのか? FF11のAFのように、クエストによってか?

違ったレベルの沢山の防具がある。ただ単にハイエンド向けではない。ローエンド向け も同様にある。そこには沢山の違った入手方法がある。とあるローエンド向けには、NMを導入するので、ローエンド・プレイヤーはやっつけることで、ローエンドの新しい特定装備を入手する。

ハイエンド向けはもう少し難しい方法で入手する。アイテムを入手するために、いくつかの異なったクエストを成し遂げる、”多層クエスト” がある。しかしそれが全てではない。例えば、デュナミス・ベース のものがある。クラス装備を入手するには、多くの違った方法がある。


5.9月にはFF14が1周年記念を迎える。その時のゲームの姿を、どのように心に描いているか?
新プレイヤーと旧プレイヤーが戻ってきた時、ストレスを感じない状態に確実にしたい。頼りになるチュートリアルと簡単なユーザーインターフェースが導入されていれば、新規プレイヤーが入ってきた時、あるいは旧プレイヤーが戻ってきた時、ストレスを感じる事なくゲームに入ることができる。

プレイヤーに大きなゴールを持ってもらえるようにしたい。ゲームに入った時、エオルエアに訪れようとしている危機に焦点を合わせて、何をするべきかを知っており、他のプレイヤーとそのゴールを目指す。プレイヤーが一緒になって世界を救うために戦わなければ、という気持ちだ。その大きなゴールは、誰にでも用意される。

すでにゲームの中にいる人が、”何か大変な事が起こっているので、世界を救うために戻って来て欲しい”、と辞めた人に言えるようになって欲しい。それが、まだゲームを続けている人が、辞めてしまったプレイヤーに対して戻って来るための何らかの理由を与えることになる。

それがファイナルファンタジーが本来あるべき姿である。



以上、ZAMが掲載した吉田Pインタビューの抜粋・翻訳でした。