モヤモヤしている魔道士です。こんにちは。
1.15aパッチでは、修錬値が大幅に増量されたものの、「上ぶた」 がしっかりとされている事が判明しました。
■分かったこと
1.赤表示の敵を倒しても、黄色表示で最も強いものの修錬値しか入手できない (上限が設定されている)
つまり、ソロで赤表示を倒しても労力の無駄
2.種族別に、取得修錬値が異なっている
3.同じ種族なら、取得修錬値テーブルは同じ
■修錬値の上限
ソロで敵を倒したときの修錬値を記録してみましたが、ここで注目すべきなのは、黄色表示で最も高いものと、赤色表示が同じ修錬値だったことです。これは恐らく、黄色表示の最高位以上の修錬値を 入手できないことを示していると思われます。それ以外には、考え難いものです。
表1.ドブラン族・取得修錬値一覧表
※ドブランを、R33から始めて R38までの間に取得した修錬値のデータを記録しました。ランクが上がると、徐々に修錬値テーブル(表1.)が下にずれていきました。
R38で、R50以上のスフェーン・ドブランを倒したとしても、取得修錬値は 225のままでした。この事例を見ても、黄色の最高位の修錬値に上限が設定されていることが分かります。「格上」 とはいっても 黄色までが対象でした。
表2.種族別の、取得修錬値比較
ドブラン黄色・最高位 225
バザード黄色・最高位 247
ペイスト赤色 451
種族ごとに、取得修錬値が異なっている模様です。
■コメント
R33でドブランをソロで狩っていた時は、時給2万5千ほどだったものが、R34~35では時給2万ちょっとに下がり、R36では水色表示が出現するようになり、時給は1万5千程度にまで下がりました。1.15aパッチでは、急激に取得可能な修錬値が減少するという特徴が窺えます (修錬値テーブルと 潜在発動の複合。緑色~青表示で急激に減少する)。
一方で、従来は頑張っても、時給1万程度でした。しかしながら、ランクが成長しても、今回のパッチのように急激な取得修錬値の減少はありませんでした。
以上のことを考え合わせると、今回の修錬値へのテコ入れは、高ランクのドブラン狩りをターゲットにしていそうに思えてきます。ランクが上がって (また 潜在が発動して) 実入りが悪くなれば、たとえパッチ前よりも美味しかったとしても、それ以上続けようとは考えないだろうからです。
さらに、修錬値の実入りが増えたことで、潜在の発動がし易くなりました。修錬値の減少と相まって、実入りがより少なくなるように働いています (最大20%減の模様。潜在R4まで確認)。
格上の敵を倒したとしても報われない、ことが分かりました。ソロの醍醐味は、強い敵を誰の力を借りずに倒すことですが、創意工夫して赤表示の敵を楽に倒し続けることができたとしても、満足感以外の実入りがまったくありません。
FF11でソロが楽しかったのは、強い敵を倒し続けることで、パーティに負けない時給を稼ぐことにありました。それが封じられた FF14 に、ソロの醍醐味は薄いのです。何故ならば パッチ前と変わらず、弱い敵を倒す事が求められているからです (パッチ後は、適正な敵と変わりましたが、意味合いは変わりません)。
このように修錬値関連の変化を見てきますと、「応急処置」 であることがよく理解出来ます。だけれども、当面はこれでいいと思います。限られた範囲内 (強すぎず、弱すぎず) とはいえ、ソロにも光が差していますし、パーティプレイも楽しめるようになったためです。
今回のパッチで、唯一 如何かなと感じたのは、パーティボーナスの適応範囲(+5 ~ -10) が、従来と変わっていない点でした。ランクが1つ離れただけで、修錬値が激減(半分?) してしまうというのは、いくら何でも惨いです。
より多くの楽しみ方ができるバトルが生まれるのを、楽しみにしています。