肩すかしを食らった魔道士です。こんにちは。

ステータスを変換する特性を、ギルドトークンで購入可能となっています (特性一覧 eLeMeN )。例えば、幻術士 には、「フィジカルボーナスによるPIE+5→VIT+5に変換」 する 「レネゲート」 があります。しかしながら、文面だけを見ても、分かる様で意味がよく分かりませんでした。

分からないなら、試してみすしかありません!


■レネゲートの効果

図1.フィジカルボーナスの状態
FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-レネゲート・フィジカルボーナスを振ったところ
VIT=68、PIE=76 です。

図2.レネゲート未使用時
FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-レネゲート未使用
※フィジカルボーナスを振ったそのままであり、VIT=68、PIE=76 であることが確認できます。

図3.レネゲート使用時
FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-レネゲート使用時
※レネゲートを 「特性」 にセットすると効果が発動します。それに伴って、VIT=+5、PIE=-5 されているのが分かります。
VIT:68+5=73
PIE:76-5=71


■どういう効果なのか
文字通り、PIEが5減り、VITが5増えました。しかしながら、よくよく注意深くみなければならないのが、HPの変化です。通常、フィジカルボーナスをVIT に振れば HPが増えるものの、今回は VITが+5されても、HPは増えません。レネゲートを用いて、PIE を VIT に変換しても、HPは全く変化がみられませんでした。

ということは、ステータスの増減があるだけで、純粋なフィジカルボーナスとして機能しているのではなく、装備品と同じように、スタータスの増減があるだけ ということです。

そしてもう一つ、防御その他のステータスの変化もみられませんでした。これも装備品に付いたVITによる防御力アップ (しているはず) が、防御力などの数値に反映していない というのと、全く同じケースです。


■では、どういう意義があるのか
幻術士で取得できる特性は、後衛としての能力を犠牲にして、前衛の能力を強化する為のものです。ステータスを前衛向けにするこの機能は、普段後衛をしている人が、前衛をやる時のためのものであると言っても差し支えないと思います。

フィジカルボーナスの還元は1回当り50~60程度であり、振り直すにしても、2時間に1回しか使用することが出来ません。

このフィジカルボーナスの還元と合わせて、より前衛向けに仕向けるために、「レネゲート」 を始めとした各種特性があるのかもしれません。現状で判明している所では、特性Ⅰ と Ⅱ を合わせて、±15 を変動を (還元とは別に) いつでも、お気軽に変換することが出来るということになります。

前衛と後衛両方楽しみたいとする人には、なかなかに有用な代物かもしれません。


■コメント
内容が分かって仕舞えばなんてこと無い、単なるステータス変換のためだけの特性、というだけのことでした。説明文にはわざわざ 「フィジカルボーナスによる」 と前置きしているから、関係しているのかと思えば、実質的に関係ありませんでした。

【誤解その1】
この文面を見てある人は、「1~40まではフィジカルボーナス1ポイントでステータスを1上げる事ができるが、41~は2ポイントでステータス1上げられる。普段使用しないステータス(1ポイント相当)を よく使うステータス (2ポイント相当) に変換してくれるのだから有用なはずだ」 と理解していました。

【誤解その2】
あるいは、「フィジカルボーナスのPIE+5→VIT+5に変換」 をみて、「フィジカルボーナスをPIEを+5に振れば、コストなく VIT+5になる、まさに後衛向けのお得なものである」、と言う風に受け取っていました。

ただ実際にはそういうことはなく、 本来ならば 「PIE-5、VIT+5」 とだけ記すべきです。説明文のわかりにくさは、ユーザーを大いに惑わすものです。

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今度は、ファストキャストを取得します。
今回のように、取得した後に、ため息をつかないように!(笑)。