プランナーのインタビューが興味深かった魔道士です。こんにちは。

クローズドαテストの状況を説明するなどということは、最早、スクウェア・エニックスの広報誌 (しかも有料!) としか思えなくなってくる気もしますが、それは考えないこととします。

全8ページの内、3ページも消費してインタビューを掲載しています。開発の田中Pと河本氏のものと、もうひとつはプランナーの岩尾氏のものです。


■気になったポイント

1.βバージョン
前回のファミ通Vol.1120 などで、αバージョンとβバージョンの違いを比較したスクリーンショットが披露されていました。この詳しい技術的な内容にまで踏み込んだ解説は、難解で理解しにくい部分もありましたが、美しさを実現させる技術背景を知ることができて面白いものでした。

インタビュー等から窺い知れるのは、現行のαバージョンとは別に、すでにβバージョンの開発が進んでいるということです。

先ほどのより美しくなった世界の話しもそうですし、バトルシステムも 「全然違うシステムを乗せ替え」 て作り直しに近い、という事でした。

この話しからも分かるように、開発途中の状態を元に、外野が論評することの意味のなさを示すものでもあります。


2.次のαテスト
表題にも記していますが、「α2という形で、そろそろ増員する予定」 とのことです。しかも、当選者も抽選済みだとか。サーバーが安定したら、サーバーを増やしてテストをするという意義のテストのようです。


3.市場のシステム
ログアウトしてもバザーを行える」 というもののようです。

「雇われた従業員(リテイナー)の売り声が飛び交い、活気に満ちている (ファミ通Vol.1120)」 という表現がありましたが、PCがNPCに委託してバザーをしてもらう (自動販売の売り子?) 、というイメージなのかもしれません。


4.α体験記
3名の体験記が、1ページを割いて載っていました。が、正直なところ、興味が湧きません。個人のフィルターが色濃く反映した主観記事ということもありますが、知る必要もないαテストの感想を聞く意義も感じません。

ページの下の方に 「β版及び製品版では、かなり変更される可能性があります」 とあるように、わたし達ユーザーが体験することが出来ない内容の感想なのです。

固定概念や誤解を抱かせるような ”作文” だとしたら、記事としての価値は低いと言っても差し支えないでしょう。電撃PSや電撃ゲームスには、このような ”体験記” や、”まだ知りたくない物語” が載ることが多くて、個人的には辟易としています。