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 ・「民族」を「部族」に修正、
  開発者である Shintaro Tamai 氏は「部族」 を使用していました
 ・有用な情報を提供してくれるリンクを末尾に追加。



実に興味深いと思う魔道士です。こんにちは。

本日17時頃、FF14 日本公式サイト が更新されました。「エオルゼアに暮らす人々」 というタイトルではありますが、内容は 種族 と 部族 に関する情報です。
※ 参考:4Gamer ファミ通 GameWatch

この中で興味深いのが、それぞれどのような 特徴 (能力) を持つかを窺い知ることが出来る点です。特徴が表現されているその部分のみを抜き出してみました。

黒色紫色が公式サイトからの抜粋引用で、緑色がわたしのコメントです。


■ヒューラン (多様なる民)
 多様なルーツから受け継がれたバラエティに富んだ言語と文化体系を擁する
 長旅に耐える健脚
【中原の民ミッドランダー】
 幼少より書物に慣れ親しむ風習があるため、比較的知識層が厚い
【高原の民ハイランダー】
 大柄で筋骨隆々

ミッドランダー知的な職業への適正、ハイランダー ファイター系 への適正が高そうな印象を抱かせます。

※ 「多様なる」 というところから、平均的な能力だったヒュームを彷彿とさせるものの、「多様なルーツから受け継がれたバラエティに富んだ言語と文化体系」 との表現
からは、混血民族 ゆえの活力の高さ を彷彿とさせるものに感じます。


■ミコッテ (孤高なる民)
 狩猟民族の末裔
 鋭敏な嗅覚を誇る鼻、高い瞬発力を生む脚、優れた平衡運動を可能とする尻尾等、狩人らしい身体的特徴
を備える
【太陽の民サンシーカー】
 自らを「太陽の使人」を称する
 昼間を活動時間の中心とする
 縦に細長い瞳と淡い色の虹彩の印象的な目をもつ
  → SSは右目:水色、左目:黄緑色 (オッドアイ) も選択可能な模様。
【月読の民ムーンキーパー】
 自らを「月の防人」と称する
 基本的に夜行性
 鮮やかな戦化粧を顔に施しているものが多い


※ 「戦化粧」 や 高い瞬発力、平衡感覚からは、どちらの民族も戦闘に適したした部族を印象づけています。その中にあって、ムーンキーパー にとって最も適正があるのが狩人のようです。

※ しかしながらサンシーカーの目を見ると、戦闘的な民族というよりは、魔術的な匂いも感じます。丁度、魔術が得意と思われるララフェル(デューンフォーク部族の方) の目の色が左右で違う(オッドアイ)ように (選択制?)。


■ララフェル (機敏なる民)
 他民族や異文化に順応するのが早い
 ずんぐりとした見かけによらず、すばしっこい者が多い。

【平原の民プレーンフォーク】
 草木と似た緑黄色や亜麻色の髪
 モグラの微かな足音も聞き逃さない大耳をもつ。

【砂漠の民デューンフォーク】
 瞳孔を薄膜で覆われたガラス玉のような目を特徴とし、額には宿星を表わす宝珠を貼り付けている

※ 俊敏で、耳がよい というだけでは、いささか雲を掴むような感じです。すばしっこいということなら、やはりファイター的な能力が強いと捉えた方が自然でしょうか。あるいは、大耳は精霊の声(6属性)を聞くことに適していると解釈した方がいいのか?。取りあえずは、判断できませんので 保留ということに。

デューンフォークの説明にある 「宿星」 というのは 占星術関係の用語のように見受けます。また、砂漠の民ということは、呪術士の総本山 がある場所でもあります。さらに、「瞳孔を薄膜で覆われたガラス玉のような目」 というのは、呪術的な何かを印象づけさせるもの であり、魔術的な色彩を感じさせる オッドアイ を選択出来るようです。そのように捉えれば、デューンフォーク民族は、魔術系統 に秀でていそうです

プレーンフォークはこれだけからは読み取れませんが、デューンフォークは後衛系の能力が充実していそうに見受けます。



■エレゼン (崇高なる民)
 遊牧民族
 痩身長躯四肢長大を身体的特徴とする

【森の民フォレスター】
 森林を隠れ蓑に反抗逃走を続けた
 鷲の目の如き遠視を誇り、弓術に秀でている

【黒影の民シェーダー】
 洞窟に立て籠もり久しく下界との交流を絶つ道を選んだ
 コウモリの如く発達した耳は、敵の布擦れを聞き取る程で、自ずと格闘術に秀でる者が多い
 現代でも半ば盗賊化しつつ穴居生活を続けている者がいる


※ 身体的な特徴を見ても、種族の由来を見ても、戦闘に適した民族 のように見受けます。遠視の特徴をもつフォレスターは弓術方面に、シェーダーは 盗賊格闘家に向いているようです。


■ルガディン (剛胆なる民)
 筋張った腕をもつ
 がっしりした体格の巨人

【北洋の民ゼーヴォルフ】
 昔は海賊
 船乗りや水兵、漁労を主な生業とする
【紅焔の民ローエンガルデ】
 衛兵や用心棒、鍛冶屋を生業とする
 ルガディンの頑強な肉体だけでなく、火渡りの修行により魔力の素質も備えている

※ 体格から想像できるように、筋力、体力ともに秀でていることが理解出来ます。
※ しかしながら意外だったのは、ローエンガルデ族には 「魔力の素質」 もあるようです。種族の差によって付ける職業が制限されることがない(少ない?)と感じられるのは、素敵に感じます。
クラフターの素質もありそうです。


■感想など
新しい情報が出てきて、さらに謎が深まった というのが、正直なところです (笑)。

同じ種族の中の、部族の説明を比較してみますと、同じ種族であっても、全く異なった方向性の能力を持っているかのように見えます。

例えば、ミッドランダー(知識)とハイランダー(筋骨隆々)、ゼーヴォルフ(船乗り=前衛的)とローエンガルデ(魔術の素質) という風に。エレゼンだけは、今のところ前衛的な特徴しか見いだせませんが、前衛の中でも 別々の方向性を見ることが出来ます(弓術と盗賊・格闘家)。

ということは、「どの種族を選んでも殆ど差がない」 というのは文字通り どの種族でもどのジョブに問題なく就けるという事を意味していると思いますが、ただそれは、同じ種族でも、どの部族を選ぶかで能力的な特徴が決まる という意味合いではないか、と解釈できそうです。

言い換えれば、外見の特徴は「種族」による選択制で、 能力は「部族」による選択制 という捉え方です。


最後に、ララフェル の記述が長いのは、それだけ興味が向いていることの証拠です。ははは。このテーマで、いずれもうちょっと語ってみたいと思っています。



■整理された情報はこちらを
FF14OnlineWikiに、種族・部族を分類した情報が整理されています。全体像を把握するのに役立ちます。
 2010.03.30:【コラム】3末公式新情報のまとめ
 
2010.03.31:【コラム】3末新情報で明らかになったこと