のど飴が手放せない魔道士です。こんにちは。

前回の続きで、幻術士 です。
自分でも興味深い気づきをしました (一番最後に載せました)。様々な情報から FF14 の姿 を読み解いていくという作業は、なかなかに面白いものだと感じています。


意図的に 直訳気味にした、拙い訳文です。
この訳文は如何なる理由があろうとも、転載、引用を固くお断ります。

※ 日本公式文章は、黒色。米公式文章の訳は、紫色 で表わしています。緑色はわたしのコメントです。
※ 表現が異なっている部分を、【カギ括弧】 で囲って強調しました。


幻術士 (Conjurer)

■パーティでの役割 (役割
万物の元素を支配する属性を操ることができ、属性を帯びた魔法を得意とする魔道士。
 →幻術士は、全ての創造物の源である 【元素から強制的に強力な呪文を紡ぐことが出来る】 ように、彼らは 【精神的肉体的な力を上手く扱うように訓練】 されている。

味方と敵、そして刻々と変わる環境、各々の属性を常に意識しつつ、戦況に応じて回復役と攻撃役にスイッチしながら活躍できる。
 →彼らの周囲のすべての 【根本要素に順応し、幻術士は全ての形の存在と親密となり】、必要に応じて攻撃的・守備的魔法両方の間で転換させる事を可能にする。

※ 北米サイトでは、幻術士性格設定を、より明確に表現しようとしているように見受けます。FFXIVの世界観を楽しんでもらおう ということだったら、北米サイトのように ”より深く” 説明する筈だと思います。どちらの文章に興味を引かれるかと聞かれたら、北米サイトであると迷わずに答えます。力の源はどうなのかとか考えながら世界を旅すれば、それだけで楽しそうです。


■アビリティ
幽遠 (深遠な思想
朗々と呪文を絶唱する。〔時間をかけて詠唱し、魔法威力を高める〕

 →【次の】 魔法の能力を上昇させるために、はっきりと発音する。詠唱とリキャスト時間を伸ばす。
※ より具体的に表現しています。 日本サイトに出てきた、”絶唱” ですが、英文には ”力のこもった歌いぶりで歌うこと (熱唱)” という意味合いである ”絶唱” という表現は出てきませんでした。単に、朗々と(はっきりと) だけです。


トランスチャント (恍惚に詠唱
呪文を熱唱する。〔何があっても、詠唱を中断されない〕

 →中断されないよう 【予防する】 ために、あなたの 【次の】 詠唱を強める。
※ より具体的に表現しています。特に英文では ”予防 となっているのも注目です。”熱唱” する理由がよく理解出来る気がします。

スピリットバインド (精霊を束ねる
ひそひそ声で呪文を詠唱する。〔自らを拘束して、MPの消費を抑える〕
 →【元素に経路を合わせ】、自身を動けなくすることで、MP消費を 【半分に】 減らす。 
※ より具体的に表現しています。 ”元素に経路を合わせ” ですが、イメージとしては ”チャンネルを合わせる” という感じです。恐らく、集中が必要だから、動けない という設定なのでしょう。 英文には ”ひそひそ声” という表現は出てきませんでした。

ローミングソウル (放浪する魂
ハミングで呪文を低唱する。〔歩きながら、魔法を詠唱する〕
 →【次に】 詠唱する呪文を口ずさみ、詠唱中も移動可能になるようにする。
※ より具体的に表現しています。 日本公式では、ハミング+低唱 と、二重に同じような意味を並べています。一方の英文には、”ハミング” はありあますが、”小声で詩歌を口ずさむ” という意味合いの ”低唱”という表現はでてきませんでした。

パージ (粛正する
無辺に念いを馳せる。〔仲間や敵の属性を平均化する〕
 →敵の要素を変更することで、【ターゲットの】 の元素グループを中立に演出する。

※ より具体的に表現しており、対象は1人 (味方のみ?) であることが窺い知れます。 日本公式文章では ”敵と味方双方の元素を直接的働きかけることが可能” なように見受けますが、北米公式の文章を読みますと、”(単体? 複数?) の属性を変更することで、間接的ターゲットしている味方の属性をにニュートラルにする” かのように見えます。実際にどのような作用なのか、今一つ把握しきれません。ここまで表現が異なるのも珍しいと感じます。


■魔法 (魔法
ファイア (
範囲内の敵に火撃ダメージを与える
 →【効果】範囲内の敵に炎ダメージを加える
※ 表現がより明確になっています。”与える” のではなく ”Deal=(打撃を) 加える” というのは、より攻撃的な表現です。

ケアル (癒し)
範囲内のパーティメンバーのHPを回復する。
 →【効果】 範囲内の味方のHPを修復する。

プロテス (防御)
範囲内のパーティメンバーの物理防御を高める。
 →【効果】 範囲内の味方の防御力を強化する。

ショックスパイク (電撃スパイク)
自分の周囲に帯雷層を形成。敵の攻撃を受けると自動的に反撃し、痺れさせる。
 →稲妻のスパイクで装甲し、攻撃してくる敵を 【気絶】 させる。

フロスト (霜で覆う)
範囲内の敵に連続して氷撃ダメージを与える。

 →【効果】 範囲内の敵に、【時間を掛けて】 氷ダメージを加える。
※ 表現が若干変わっていました。


■パージについて
日米両方の説明を読むと、訳が分からなくなりました。”属性を中立に出来る” という作用自体は変わらないように見受けますが、何が対象であり、どこを対象に発動するのかが、理解出来ませんでした。

欧州サイト更新がどうなるのか、期待を掛けるしかありません。


■幻術士の力の源と、そこから窺い知れること
周囲に満ちている ”神の元素 (次回?概要比較で登場予定です)” の力を、自在に操ることが出来るため、攻守共に優れている、という魔道士であることが分かりました。

そのように捉えれば、幻術士という存在は元素とは無縁でいられない でしょうから、幻術士が使用する魔法には、何らかの属性が付随している と考えた方が自然かもしれません。

もしそうならば、ケアル は最早光属性ではなく、何か別の属性を帯びている かもしれないと想像可能です。そこで、公式で公開されている次のSSを紐解いてみますと、傷の手当て(ケアル?)をしている姿は、水属性 を操っているかのようにも見受けます。

FFXIV 寂しがりララのハイデリン膝栗毛-cure
公式サイトより参照のために抜粋引用

実際はどうかはまだ判別はできませんが、十分な可能性を持っていると感じています。