IT業界のアスペルガー行政書士有資格者

IT業界のアスペルガー行政書士有資格者

アスペルガー(疑惑)を持つITサラリーマン(平成27年度行政書士試験合格、行政書士無登録)が自分と向き合い、夢を叶えるために行動するブログです。

軽度のアスペルガーと戦いながらも取次申請行政書士、米国移民法弁護士になって、international immigration lawyer として中小企業、個人の海外進出をサポートすることを目指すITサラリーマン(平成27年度行政書士試験合格者)のブログです。

近年の目標は1年以内に行政書士登録し、兼業行政書士になることです。


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  渥美は今年52歳、多摩中食品の人事部長になって3年の歳月が流れていた。この3年間を振り返っても自分が新入社員の頃とは大きく環境が変わった。
   特に働き方改革、メンタルヘルスに関する問題については、適切な対応を怠ると、大きなリスクを負う時代になった。実際、渥美の在任中、心理士によるカウンセリングサービスを提供する会社とも契約した。
「それにしても・・・・新入社員がうつ病とは・・・・参ったな。」
渥美の頭の中には困惑しか無かった。有田が発達障害の診断書を提出したのは数ヶ月前。こちらとしてもそれなりの対応や配慮を考えなくてはいけないと思っていた。しかし、彼の主治医は具体的なアドバイスをくれず、動きようが無かったのだ。
 「部長、専務が呼んでいます。」
事務員が彼に声を掛けた。







 「聞いたよ。新入社員の有田くん、鬱だって?」
専務は眉間にしわを寄せて、渥美に聞いた。
「それで・・・・彼は?」
「今、金井医院から戻って、自宅に返されています。」
「そうか。一応聞いておくけど、これまでの会社側の対応に問題はないんだろうな?」
「ええ、そもそもあの医師は酷すぎます。検査報告も抽象的過ぎて、具体的に何をして欲しいのか書いてありませんし、有田くんを通して質問しても、『産業医に聞け』、『病院まで来い』ばかりです。これじゃあ動きようがないですよ。」
渥美は正直な本音をぶちまけた。現実問題、そんなことでは産業医の医師に相談しようもないし、そもそも産業医の先生との契約では、職場訪問をしない条件だ。そもそも産業医の先生は忙しくて、そんな時間もない。
(一体、あの医者は何様なんだ!!)
と有田に対して怒鳴りたくなる時もあった。
「なら、仮に何かトラブルになった時も、『医者が適切な指示をくれなかった。』って言って通せるな。」
専務は言った。社員が鬱になったことは悲しいことだが、会社としても法的対応を検討しなくてはならない。






  それから3週間後、受付から一本の電話が鳴った。
「労働基準監督官の方が来られています。」
その一言だ。
(一体何事だ!!)
彼は慌てて1階の受付へと向かった。
「監督官の兵頭です。」
兵頭という男はそう言うと、身分証を提示した。
「人事部長の渥美です。一体何事ですか?」
「ただいまより、こちらの事業所の臨検を行います。おたくの社員である有田さんの代理人弁護士の方から訴えを受けました。」
彼はそう言うと、一枚の紙を見せた。

労働安全衛生法第15条違反

(あのやろう!!)

これまでいろいろ相談に乗っていたのに、こんなことをされるとは。彼の怒りはだんだんと高くなった。






「まず、うちではしっかりと産業医の先生を選任しておりますし、その旨はしっかりと届け出ています。」
渥美は心を落ち着けて、冷静に兵頭に対して説明した。
「ええ、たしかに届け出は出ていますね。ただ、これ虚偽ではないですか?」
「バカな!!あなたが有田から何を聞いたのか知りませんが、言いがかりもいいことです。」
渥美は吐き捨てるように言った。しかし、兵頭は眉ひとつ動かさない。
「しかし、あなたは有田さんが発達障がいに関して診断書を出しても何ら対応をしなかったそうじゃないですか?」
兵頭が鋭い視線を向ける。
「いや、それだってちゃんと相談に乗り、対応していましたよ。でもね。向こうの医師が何もしてくれないんですよ。」
「いや、金井医師は検査報告など、詳細な資料を用意したと言っていますが?」
「あの資料がですか?具体的な対応策は書かれてませんし、こちらから質問しても『産業医に聞け』、『病院に来て質問しろ』ばかりですよ。うちよりもむしろあちらの先生の方が問題が多いですよ。医師としての責務をまるで果たしていない!!」
正直、渥美は金井医師に不信感を感じていた。実際調べまで見ると、個人の開業医のようだし、対応にも怪しさを感じる。正直、あの診察結果自体もかなりいい加減なのではも疑っている。
「なら、そのとおりにすればいいじゃないですか?」
兵頭の予想外の言葉に、渥美は「えっ!!」と思わず返してしまった。
「だってそれが産業医の仕事なんですから、金井医師の言うとおり、産業医の先生に相談するなり、面接指導をして貰えばいいんですよ。」
「いやいや。」
渥美は兵頭の予想外の返事に驚いていた。
「あのですね。そんなことで産業医の先生を動かせませんよ。産業医の先生だって忙しいんですよ。第一、うちの産業医の先生は訪問診療しないことを条件に契約していますので、不可能です。」
渥美がそう言うと、兵頭はニヤリと笑った。
「何ですか?」
兵頭は嫌な予感がした。
「渥美さん、労働安全衛生法15条では、産業医による職場訪問と指導を少なくとも毎月1回義務付けています。それをご存知無いんですか?」
「えっ!?」
渥美は予想外のことに驚いた。
「今の発言の内容が事実なら、明らかな労働安全衛生法違反です。これ、わざとですよね?」
「いやいや。」
渥美は慌てて否定する。彼としてはそんな話初耳だった。
「そんなことないですよ。うちは働き方改革や社員のメンタルヘルスにも力を入れています。」
「しかし、有田氏が診断書を出してから、教育係が急に厳しくなったらしいですね。金井医師は検査報告で『あまりプレッシャーをかけないで下さい。』と書いていましたよね?」
「いや、ですからそれは・・・・。」
彼としては、教育係の行動に関しても初耳だった。
「どうやらおたくは産業医の名義貸しに加担しているばかりか、社員のメンタルヘルスに関しても軽視し、あまつさえメンタルの不調を抱えた社員をパワハラで追い出そうとする会社のようですね。こんな酷い会社、初耳です。四ツ井商事の関連企業とは思えないレベルですよ。」
兵頭は冷たい視線を向ける。渥美は当然、それが名義貸しと言う行為に当たるとは、思っていなかったのだ。
(そんな・・・・バカな。)
渥美は予想外の窮地に立たされていた。







 「正直、こちらの非を全て認めてしまうしかないですね。」
兵頭が帰った後、渥美は会社の顧問弁護士である越前を読んだ。兵頭が帰った直後、有田の代理人弁護士からパワハラを理由に損害賠償を請求する書面が来たのだ。
「そんな!!」
渥美は思わず大きな声を出してしまった。
「正直、状況が悪すぎる。これじゃあ、監督官に突かれても仕方ないよ。」
越前は言った。実は兵頭が帰った後、有田の直属の上司である営業課長や指導係の社員に話を聞いたら、指導係はかなり厳しくあたり始めていたようだった。
『だって、あいつを一人前にしてやりたいんですもん!!』
指導係は言った。
『それでも検査報告にはプレッシャーをかけるなって書いてあったでしょ。何で無視したの?』
渥美は聞くと、指導係は不思議そうな顔をした。
『あの、検査報告って何ですか?』
『えっ!?』
渥美は営業課長の方を見る。
『渥美部長、彼には有田君が発達障害であることは伝えていますが、検査報告は見せていないんですよ。』
『何で見せていないの!?』
彼は思わず言ってしまった。
『いえ、かなりセンシティブな情報ですので、プライバシーに配慮しました。』
そう、全ては偶然だったのだ。しかし、そんなことを主張しても、どうしようもないだろう。

「大体、なんで医者のアドバイスを無視したの?」
越前が不思議そうに聞く。
「いや、その、対応から見ても、かなりおかしいと思いましたので。それに個人の小さい病院のようですし。」
「いやいや、それでもあんたよりは確実に専門家でしょ。精神科医として専門医認定も受けているし、何ら疑う要素ないでしょ。」
「いや、そう言う問題じゃなくてですね。」
「確かに、不親切な部分はあるけど、それを言い訳にはできないよ。」
越前の言葉に渥美はトドメを刺された。



   多摩中食品は東京都立川市に本社を置く中堅食品卸売業である。従業員は400人、立川市の本社には200人が働いている。
   有田は多摩中食品の営業課員、22歳で今年入った新人だ。季節は10月、3ヶ月の研修を終えて営業課に配属されていたが、仕事面も人間関係もうまくはいっていない。実は研修期間中も人間関係の上でトラブルがあり、ストレスを溜めていた。


これを出すしかないのだろうか?

朝8時、始業時間までには1時間もある。彼の手元には、「診断書」と検査結果のレポートがあった。彼はそれを携えて人事部のある部屋へと向かった。






 「そっか・・・・診断が出たか。」
人事部長の渥美は有田から渡された書類に目を通す。多摩中食品の人事部は、部長兼人事課長の渥美と数人の課員、そしてパートの事務員が6人の小さな所帯である。それでも財閥系の四ツ井商事の資本が入っており、近年社員の福利厚生の向上、働き方改革にはかなり力を入れていた。有田としても、この診断書を出すことに躊躇いはあった。しかし、これ以上会社に迷惑をかけない為にも診断書を出したのだ。
「それで・・・・君は今後どうしていきたい?」
渥美は聞く。
「はい・・・・出来ましたら発達障害があることを前提に、指導法を変えていただいたり、場合によっては配置転換も願い出る必要があるかもしれないと思っています。」
これらは医師から勧められたことだ。
「うーん、それはそうだろうけど・・・・。」
渥美は困惑した顔をする。
「この検査報告かな。まあ、君の場合、文章読解において人より優れた結果が出ているけど、数的処理やコミュニケーションで問題が出るみたいだね。また、検査報告の最後に『プレッシャーをかけすぎず、職場の方の協力を得てください。』ってあるけど、結局どうしたら言いわけ?」
「それは・・・・。」
彼としては、変えて欲しい現状はある。しかしそういう要求を言い出すのは、勇気があることだ。
「・・・・」
黙るしかなかった。
「ちょっとさ。昼休みとかに一回主治医の先生に電話してみてよ。具体的にどういう風にやればいいのか?どういう風に君に接すればいいのか、具体的に言ってもらわないとわからないよ。」
渥美も困惑顔で言う。









  その後、昼休みになり、有田は主治医である心療内科医が経営する金井医院に電話をかけた。金井医師は精神科医として、認定医資格を取り、府中市で開業している医師だ。ただ、患者は多く、予約を取るのが難しい。実際、この医院は金井医師1人とカウンセラー5人、事務員1人で回しているようだ。
「はい、金井医院でございます。」
電話の向こうから、女性の声が聞こえる。よく受付にいる事務員の人だろうと有田は予想をつけた。
「お世話になっております。私、先日発達障がいの診断を受けた有田と申します。」
「有田様ですね。担当のカウンセラーの方をお教えください。」
「ええっと、松井さんです。」
電話越しにパソコンを叩く音が聞こえる。おそらく電子カルテのデータを出しているのだろう。
「はい、確認が取れました。それで、ご用件は何でしょうか?
「実は・・・・」
有田は渥美との会話を説明した。
「なるほど。」
「会社の方としても、具体的な話を聞いて来いということで、今回電話させて頂きました。」
「わかりました。医師に確認いたしますので、お待ちください。」
(結構時間がかかるかもな。)
有田は思っていたが、事務員はすぐに電話口に戻っていた。
「あの・・・・申し訳ありませんが、そういう内容は診察にあたりますので、電話口では申し上げられません。ちゃんと当院に来院され、診察料を払っていただけませんと。」
事務員はキッパリという。
「いや、しかし会社から電話で聞けと言われているんですよ。」
有田が食い下がると、事務員はまた電話口を離れた。そしてまた戻ってきた。
「どうしてもそういう内容が必要なら、勤務先の産業医の先生に相談されるか、会社の方に当院に来るようにお伝えください。」
そういうと、電話は切れた。





「それで先生はなんて言っているの?」
翌日、渥美は有田に聞いた。
「その・・・・産業医の先生に相談されるか、クリニックに来院して、話を聞いてくださいとのことです。」
そう言うと、渥美は眉をひそめた。 
「そうか・・・・。」
渥美はそれ以上は言わなかった。 
「けど・・・・それを教えるのって、医者の仕事なのにな。」
渥美は納得がいかないといった感じだった。






それから1ヶ月後、有田は金井医院を訪れていた。結局、会社側は何も動いていない。診断書を出してから教育係も厳しく当たるようになった。
「それだってお前を育てようと、頑張っているんだよ。」
直属の営業課長は言った。
「お前の診断書、奴にも見せたけど、それでもお前を育てたいって熱くなってるんだよ。」
しかし、その熱さの結果、教育係は有田によりプレッシャーをかけるようになった。
(ひょっとして、あの検査報告に反することを、ワザとやっているのでは?)
そう疑いたくなることもあった。
「有田さん、どうしました!!」
担当カウンセラーの松井は有田の様子を見ると、驚いた様子だった。彼はことの顛末を説明した。
「そんな・・・・よりによってプレッシャーをかけていくなんて。」
「ええ、それで先生。やはり会社としては具体的な指導をしてくれないと、動きようがないの言うんです。それを考えてくれないか?」
渥美からも再三に渡り、言われていた。

『具体的な指導をするのが医師の仕事だろ。完全なる仕事放棄じゃないか。』
渥美も金井医院の対応に苛立ちを見せていた。しかし、松井は困惑するばかりだ。
「有田さんね。それは無理ですよ。うちだって他にも患者いますし、オタクの会社に行っている間、他の患者の診察をすることができなくなってしまいますよ。」
「いや、例えば電話口での指導などは?」
「診療や指導は基本的に対面にて行うことになっていますから。それにね。」
松井は言いにくそうな表情をする。
「こう言ってはなんですが、産業医の先生がいるでしょう。職場でのメンタルヘルスの問題や対処は本来、産業医がするべきことですよ。あなたの勤め先の人事部長はうちに質問してきたり、発達障害のことをわからないと言いますが、本来、産業医の方が指導していたら、そんな状況にはならないのですよ。」
松井は淡々と、しかし確信をつきながら言った。





「要は医者のせいにしたいんだろ。」
カウンセリングの後、金井医師は吐き捨てるように言った。
「君の教育係も、君にプレッシャーをかけ続けているみたいだし、多分、会社は『医者がちゃんと対処してくれないから動きようがなかった。』っていう言い訳づくりをしてるんだろ。」
金井医師は言う。




  その後、有田は教育係からのプレッシャーに耐え切れず、ある日、会社に来なくなった。心配した会社の人間が金井の家に行くと、彼は放心状態で台所に横たわっていた。会社の人間は状況の異常さからすぐに金井医院に連れて行った。金井医師はうつ病の診断を下した。


   今日は。ここのところ、発達障害者同士のコミュニティーに入っています。最近、話題になるのは、発達障害とわかった後の勤務先への対応について。

   私もこれにトライしたことがありますが、実はこれも結構困難が伴うものです。実はお互いの経験談を共有していく中で、皆さん、似たような経験を持っていることがわかりました。それは、「医者と企業の間では挟み討ちになり、トラブルになる」ということです。

恐らく、これだけだと何を言っているのか、わからないと思います。ここで、この医者と企業の間でどのように発達障害者が挟み討ちになるのかを理解してもらうために、複数の知り合いの話を元に 小説にしてみました。

今回出てくる話を実際に起きた複数の話を参考にしてますが、フィクションです。よろしければ、ご一読ください。
   おはようございます。今日は雨も降っていて、あまり天気が良くないですね。

東京では雪が降るとの予報も出ています。気温も低く、寒さも厳しいので、皆さんも気をつけて下さい。


今日、翻訳の報酬が振り込まれました。初めて自分のスキルで収益を得た案件でした。

今後の課題は仕事を増やしていき、1日も早くバイト生活から卒業することです。

まだまだ辛い部分はありますが、今後も頑張ります。


   今日は。今日もバイトしています。
実は先日、行政書士会から連絡があり、行政書士登録が認められました。

登録日は2月1日、あと数日で行政書士としてスタートを切ります。暫くはアルバイト兼行政書士として頑張ります。

さて今のコンビニバイトは正直辛いです。
正直仕事自体と言うよりも人と共同で作業を進めつつ、テキパキとタスクを片付けることに苦労しています。

一応他にも在宅で行政書士事務所のアシスタントもしておりますが、そちらは問題ありません。どうやら人と長い時間、一緒に働くにはアレですが、在宅など人目が気にならない環境ならそれほど問題にならないようです。

でも今のところ、メインの収入はコンビニです。
正直辞めたくなる時もあります。社会人になり、人間関係面でかなりハンデが出てきました。 

けど辞められません。実は父からは発達障害のことを理解されてません。

「そんなの甘えやろ!!」

と言われています。それもあって一定の金額を家に入れなくてはなりません。

辞めたいけど・・・・今日も頑張ります。そして行政書士として食えるように頑張ります。


  全く自慢じゃありませんが、僕はアルバイトでの成功体験があまりあまりせん。今だってアルバイト生活ですが、どうしても上手くいかず、四苦八苦しています(最近では、人生全般的に四苦八苦することに疲れが出てきました)。

ただ、そんな僕でも、学生時代には長く続いたアルバイトがあります。それは意外にもコンビニバイトでした。

当時勤めていたのは大手コンビニテェーンのフランチャイズ店で、地元にありました。主に夜勤をやっていて、そこそこに稼いでいました。

長く続いたという点では上手くいったバイトなのですが、今、思うと、これはあまり良くないことだったような気がします。

実は社会人になり、短いサラリーマン経験、そして今のアルバイト先で働いていて感じるのが、僕が学生時代のバイトで、標準的に求められる質、そしてそれを追求するにあたって発達障害がどの程度支障になるかを把握できなかったのです。

コンビニバイトでも、やはり質は求められます。むしろ個人店とは違い、同じような商品を売り、特異性が出にくい分、結構細かいところでの質を追求して差をつけようとします。例えば以下のような事項です。

・ホットケース内の惣菜の並べ方
・店内の清潔さ
・おでんの並べ方

コンビニ店員は接客をしつつ、これらの品質を保つために色々なことをしています。もう、私の苦手なマルチタスクの連続です。しかしこうした質を維持しつつ、マルチタスクで仕事を行うのは多くの仕事場では当たり前です(特に若い人は)。

ただ、僕が学生時代、この点に関して全く危機感がありませんでした。不思議なことにそれでもなんやかんや一年近くコンビニバイトを続けることが出来たのです。

というのもこの店は上記の一般的な質をあまり重視しておりませんでした。お客さんが来ても「いらっしゃいませ」とも言いません。ホットケースの中は掃除されていないこともありましたし、先輩が仕事中に友人と雑談していて、レジを開けないなんてこともありました(私はやってませんでしたよ)。

簡単に言えば、職場全体が求められる一般的なレベルをクリアしていなかったので。正直、お客さんが来ていたのは駅前にあったから、これ1つに尽きると思います。そんな中で私は変にお客さんにも挨拶するので、評判を上げることができたのです。

その結果、「あれ、俺って意外といけるんだな。」と思い、発達障害で結構仕事をすることに苦労することに気がつけませんでした。むしろ、「こんなにめちゃくちゃな職場で頑張る自分ってカッコいい」なんて思っていました。

もし、発達障害のあなたが、コンビニなどのアルバイトでうまくいっている場合、あなたの努力の成果ということもありますが、ひょっとしたらあなたが働いている職場のレベルが低いからかもしれません。

その場合、できるだけ他の職場を経験し、自分がどれくらい出来るか(出来ないか)を知る機会を作る必要があると思います。
 こんにちは。1月の海外ETF投資ですが、現在保有している銘柄は日本円に換算すると4万円程値上がりしております。今の相場は上がり調子ですが、正直またいつ暴落するか不安もあります。 

さて、発達障害者の方々にありがちなのが、人を激怒させてしまうこと。

学生時代は気がつきませんでしたが、社会人になると、自分は結構人を怒らせていることに気がつきます。

例えば今アルバイトをしていますが、塾のバイトでは塾長代理をよく怒らせましたし、多分今やっているコンビニバイトでも一緒に入っている人を何度か怒らせてる気がします(不思議なのがお客さんを怒らせることはあまりないのですが、同僚や上役の方をよく怒らせます)。

多分発達障害を持つ方と一緒に働いていると、

「なんでここまであいつはオレを怒らせるようなことをする(言う)のだろう?」

と思うことはあるかもしれません。

当事者の立場からすると別にあなたのことを怒らせたい訳ではないんですよ。むしろ本人なりには一生懸命気を使っています(それでも改善できないのが辛いところなんですよね)。

わたしはサラリーマンをやっていてもこれが一番辛かったですね。ぶっちゃけ、

「君、僕たちに気を使っていたことなんてあるの?」

ある方に言われた時なんかは本気で萎えましたよ(その方にはメチャメチャ気を使っていたのですが)。

人間関係は本当に難しいです(特に発達障害者には)。

 さて、前回の投稿から、かなりの日数が経ってしまい、すっかりご無沙汰になってしまいました。

 

実はその間も、行政書士登録の準備をしたり、翻訳を完成させて、納品したり、顧客から指摘の入った個所を修正したりと、あわただしい日々を送っていました。そしてバイト生活もしています。株式投資(ほとんどETF)に関してはテクニカル分析をあてて、5万程の利益を出しましたが、ERBの利上げと、まさかのクリスマスでの下落相場になり、利益は消し飛んでしまい、税金の還付と言うほろ苦いプレゼントを頂きました。冷静になってみると、結構忙しかった気がします。

 

 

さて、いよいよ来年の4月から改正入管法が施行されます。

まさに平成の終わりと共に新しい移民の時代が来ようとしています。

世間では、外国人労働者の受け入れ目標が最大で34万人になると言われていますが、個人的には実は外国人労働者の受け入れ人数は34万人をしたまわるのではと考えております。今回はその理由を説明いたします。

 

今回の改正案は、最大で5年間日本において在留出来る特定技能1号と、在留期間無制限の特定技能2号の在留資格をもって、単純労働においても外国人労働者を受け入れようという内容でした。

国会の議論においては、「在留資格に関する詳細な基準は法務省令にゆだねられていて、下手をすると無制限に外国人を受け入れることになるのでは?」と国会において議論されていました。

しかし、こんなことは何も今に始まったことではありません。就労系の在留資格に関しては、大抵の場合、上陸許可基準という法務省が出す省令に詳細な規制はゆだねられていました。ですので、この点を持って外国人が無制限に入るというのは、法務省がかなり基準を緩めた省令を出す場合に限られます。

 しかし、個人的には、法務省がそんなものを出したがるとは思えません。なぜなら、法務省の入管はバブル期に大量の外国人労働者を受け入れ、彼らの不法就労に対する取り締まりを緩くし、バブル崩壊後になってその労働者たちの強制送還で苦労したという苦い経験があるのです。

今回の入管法改正案は、地方財界からの要望を安倍政権が選挙戦へのお礼として受け入れたものといわれています。むしろ法務省としては、できるだけ、基準を厳しくし、入国する外国人を抑えようとするのではないかと考えております。

 

 

 

まあ、これが僕が外国人労働者は34万人までいかないのではと思う理由です。個人的にはこの特定技能という在留資格は法務省にとっては第二の司法試験のような存在になるのではと考えております。新司法試験においても合格者は目標の人数まで増えなかったように、この在留資格も当初想定していたよりも使われないという落ちになるのではと考えております(個人的に、在留期間無制限の特定技能2号に関しては、ほとんどでないのではと考えております)

 

ただ、それでも、外国人労働者が増えるのは、間違いありません。

時代は確実に変わっていると思います。

 

 

どうもこんにちは。トミーです。

早いものでもう12月、相変わらず翻訳業、ライターとバイトをしております。

さて、最近入管法改正案が話題になっていますね。入管専門行政書士を目指し、学生時代に外国人労働者や難民の方を支援していた僕としてもすごく気になるところです。

おそらく、すでに多くの行政書士の方が改正案について触れられているので、ここでは、その中身に関して触れません。

それよりも将来の話を私はしていきたいと思います。行政書士等の実務家の中には、「取次申請制度の終わりの始まり」と何故か騒いでいる人がいますが、そういうことを議論しようとは思いませんし、その意見には賛同していません。

むしろ、特定技能1号、2号の外国人を受け入れる企業を支援する登録支援機関の登録申請など、新たな許認可業務が生まれるのではと考えております。

これは私から行政書士会や行政書士の方への提案なのですが、これを機に取次申請制度の拡充のために動かれてはいかがでしょうか?具体的には・・・・

①取次申請制度を変え、弁護士、行政書士による在留資格認定証明書交付申請等の代理申請を認める

②在留資格認定証明書交付申請について、行政不服審査手続きができるようにする  

③特定行政書士に、退去強制手続き等の代理権を付与する

この2つは、外国人労働者の権利を守る点でも重要かなと思います。実際、聞いてみると、取次申請も代理申請と大差がないとのことですし、いっそのこと、代理申請を認めてもいいのではと思うのです。

また、現在では、行政不服審査法の適用対象外ですが、これを改めることは、メリットがあると思います〔個人的に、これができると、特定行政書士の仕事も増えるかもなと思っています)。

③に関しては、どちらかと言うと、行政書士側のメリットになってしまうかもしれません。ただ、現状入管申請に行政書士が占める割合を考えたら、これもありかもなと思います。

ただ、③をもし実現するなら、その時は特定行政書士の研修なども見直す必要が出てくると思います。

次回は、今回の入管法改正案で、法務省がどの様な運用をするのか、私なりの予想を書きたいと思います。


みなさん、こんばんは。トミーです。

 

現在は非正規ではありますが、塾の先生と接客業のバイト、それとフリーランスとして翻訳やライター業をやっております。

 

学生時代に英語をやっていてよかったことは、こういう英語を使った仕事で小金を稼げること、現在は法律文書の翻訳仕事を請け負っております。

 

さて、最近FBで、発達障碍者のグループに入ってみました。これまではそういうものに入ることが、なんとなくためらっていましたが、何か得るものがあるかもと思い、思い切ってグループに加わってみました。

 

入ってみてわかったのは、様々な人がいるということです。現在は働けていない人もいれば、発達障碍者が近親にいて、自身はうつと戦いながら社労士をしている人・・・・様々な人がいます。

 

実は都内にある発達障碍者の支援をするカフェというのにも行ってみました。そこでは、現在、個人事業主として電気工事業を営んでいる方とお話をしました。

 

個人的に見てて思ったのは、発達障害との向き合い方は人それぞれです。サラリーマンは向かず、自営業になり、一人で仕事をしている人もいれば、障碍者雇用で働いている人もいます。

 

自分はどうしたら・・・・社会で活躍できるのか・・・・

 

転職活動もしつつ、考えます。先日もコメントで「障碍者手帳をもらいながら、行政書士で開業してはいかがか?」とのアドバイスももらいました。

 

確かに、入管専門行政書士として、今活躍できたら、充実した社会人生活になるでしょう。しかし、少ない社会人経験で、いきなり専業になることに不安はあります。

 

ただ、しばらくはバイトしながら転職活動をします。幸いにも、一社、法務職にていい返事をもらえました。ただ、その諸般の事情を考慮し、内定を辞退しました。しかし、これを自身にして、頑張っていきたいと思います。

 

今はいろいろやります。遅いかもしれませんが、発達障碍者として、働くための「道」をしっかりと見つけ、入管専門行政書士として活躍する日を目指します。