季節は秋。この時期の風はキンモクセイの香りがする。とてもいい香りで、それが秋だなぁと感じさせてくれる。
このように風には季節を知らせる力があると思う。春には桜を散らせ、夏は外にいる人に心地よさを提供し、冬には吹雪をおこす。風は色々なことを教えてくれる。

人は常に風といっしょに生きてきた。
しかし、色が無いのでそれを目で捉えることは出来ない。いろんなことを教えてくれるのに、自分の姿は決して見せない。恩を売らない主義なのだろう。私はそんな風のようなことはなかなか出来ない。どうしても自分の利益を考えてしまう。これをやってあげたのだから、次は相手が私に何かしてくれるのだと考えてしまう。このようでは本当の友達関係や信頼関係は築けないだろう。本当のそれらを築くには真剣に相手のことを考えてあげられるようになれば良い。ただ、それは簡単なことではないと思う。

大学には日本全国様々なところから来る人がいる。それぞれが色々な考えを持っているだろう。その人たちと積極的に話し、自分の意見をぶつけたり、相手の意見を聞いたりしていけば、自分のことだけではなく、相手のことも考えられるようになると思う。そうやって、風のような恩を売らない人間に私はなりたい。