父の耳が遠くなってきたなと

感じ始めたのは

65歳を過ぎた頃からだった。



それに伴いテレビの音量が上がるピリピリ



父も母もテレビっ子で

朝から寝るまでテレビが付いていて

年々、リビングは大騒ぎ📺気づき笑い



両親の定位置は

テレビの対角線のソファの角で

そこは部屋の中でも

テレビを見るのに特等席。



だけどテレビからは遠いニヤリ




なので

さらに音量upアップ



反対に

ダンナはテレビを付けたくない人で

出来れば静かに過ごしたいぼけー汗



仕事でも

大きな音を聞くことが多くて

耳と脳が疲れると言う。



仕事から帰り

ただいまぁーとリビングを開けたとたん

顔をしかめて戸を閉めるしょんぼりもやもや



リビングにいる私は

とにかく辛抱しているのだけど

疲れて帰ってきて

ガンガン音が鳴り響くリビングに

ダンナはイライラが止まらない。




加えて

歳をとると新陳代謝が悪くなって

父も母もやたらと寒がるので

部屋の中は常夏のよう晴れ



暑がりダンナは

暑すぎてリビングには居れないと

定期的に部屋を出て涼む。




この、テレビのボリュームと

部屋の温度設定が

ここ何年かの私達の悩みのタネで



じっとガマンしているダンナと

気は使っているけど

常夏の部屋でテレビを見たい両親。



間に挟まっている私は

少々ボリュームを落とし

部屋の温度を少しだけ下げる。



何年もじっと我慢してくれていたダンナ

いよいよ限界が近づいた。

これは本気で何とかせんといかんプンプンアセアセ




そんな時

同じように悩んでた友達から

スピーカーの話を聞いた。



それだひらめき電球びっくり

さっそく電器屋さんに行った🚗 ³₃



赤外線で飛ばすもの

Bluetoothで飛ばすもの

値段も数千円から3万円位まであった。



私達が選んだのは

Bluetoothで飛ばすもので

1万5千円くらいだった。



父が座る席の頭の後ろに設置完了







これはバッチリでチョキニコニコ

テレビの音量をぐっと下げて

父が後ろのスピーカーで音量調節する。



これでお互いのストレスが解消された。

さらに

映画やライブ映像を観る時は

サラウンドで聴ける音符

本当に買ってよかった。



次は温度設定の問題上差し

病気をしてからは

さらに寒がるしあせる



これはダンナが閃いたウシシひらめき電球



車のシートを温める

【シートヒーター】を買ってきたキラキラ

コンセントを入れると

背中からおしりまで温まる音譜

室内は常夏から春になった拍手



一時は険悪な雰囲気。

私達のリビングを

別に作らないといけないかなと

思うほどで

また平和が戻ってほっとしたむらさき音符




確かに電気代はかかるけど

家庭の平和には代えられない。




家族だからイライラもムカムカもあるけど

そんなこんなで

父にはずいぶん尽くしたので

亡くなって寂しいものの

もっとこうすれば良かったという後悔は

あまりない。



そして最近は母も耳が遠くなってきた。

父がいつも座っていた場所に座り

スピーカーのスイッチを入れる。



私からするとだんだん

母親と言うより娘のように思えてきて

(だいぶポンコツな人だけど)

いろんなことが「仕方ないなぁ」と

諦められるようになった。



それに誰もが

【いつか行く道】



ここはやっぱり穏やかに

解決策を見出したい。



老いていく親との同居は

数年後の自分を確認することでもあって

それはそれで心の準備も出来る。



責めるより

知恵と思いやりで

穏やかに過ごしていきたいもの照れ