予選会スタート

今や正月の風物詩となった箱根駅伝。

20,30年前の録画を見ると正月らしい服装で

観戦してる姿をよく見ますが、

近年、正月らしい服装の方って見かけませんね。

奇抜な格好はよく見ますが。

これも時代の流れでしょうか

 

今昔というと何か戦前のような印象を与えそうですが

僅か20数年前との比較です。

箱根駅伝でも、いつも緩やかだった1区のスタートを

思い浮かべてください。

時には、古くは日体大の石井選手、或いは鷲見君のように

ロケットスタートもあったが大体キロ3分以上の

ゆったりとしたもので六郷橋まで一緒でした。

基本的には今も同じで六郷橋からのスパート合戦です

 

大体10キロを31分台というゆったりとしたものでした。

今年の箱根は28分前半でした。

3分違うという事は1㌔違う。

それが、突然変貌したのが、ちょうどこれから取り上げる

頃からでしょう。

 

それよりも何よりも変わったのは、選手の親の姿勢の

変化が一番だそうです

親が監督に直接電話してきて「うちの子使ってください」

 

或いは「いい子ですから」というように来るそうです。

これは、20数年前などには決してないことで、むしろ、

今は、選手も親のそうした姿勢を嫌がってないという。

 

従来であれば選手が親のそうしたことを窘めるのが

普通だったが今はそうでもない。

結局、親離れ・子離れが出来てないかと、或る監督が

述べてました。

 

そんなことを言うとエジプトの話を思い出す、

5千年前の古い石盤に難解な文字が書いてあって、

それをやっと解読出来たら、書いてあるのは、

「今の若い者は・・」という事だったそうです。

 

いきなり昔は良かった話では顰蹙を買うので

現代の箱根駅伝の話を自分の偏見と独断でもって

無責任に斬ります。

 

もう今年は終わりましたが、かつて箱根を走った

東農大の選手が書いた本を読みました。

気が付いたところを抜粋して書きます。

 

丁度20年前の入学で、早稲田の渡辺選手を憧れの

目で見てたそうで彼のキックの音がスタンドでも

聞こえたという。

 

入学して教えて貰ったことは、身分制度。

1年奴隷、2年平民、3年天皇、4年神様

先輩への返事は「御忍(オッス)

3・4年生へは直接話してはいけない。

つい20数年前の話で、戦前の事ではない。

 

これは今は多少緩んだようだが、全体に伝統校ほど

上下関係が煩く、新興校は緩やかだという。

最近、テレビ番組が詰まらないので良く動画を観ます。

その中で昔の明治大学野球部のものがある。

卒業生の中には、1億円貰っても戻りたくないという方もいる。

こんなことがあるのかという話が一杯です