彼女は、旅行が大好きであったそうです

 

アメリカで例に取ると、新婚でしかも29歳の若さで

尊厳死しましたブリタニーメアーナードさん。

彼女は自分のブログに。「私は死にたくはありません。

ですが、わたしはもうすぐ死にます。だとしたら、

自分の思う通りに死にたいのです」。としてる。

そしてこういうメッセージを残した。

 

さようなら。
親愛なる全ての友人たちと愛する家族のみんな。

今日、私は尊厳死を選びます。

この恐ろしい末期の脳腫瘍は、

私からたくさんのものを奪っていきました。

このままでは、さらに多くのものが奪われて

しまったことでしょう。

この世界は美しい場所です。

旅は、私にとって最も偉大な教師でした。

最も偉大な支援者は親しい友人や仲間たちです。

こうしてメッセージを書く間にも、

私のベッドのそばで応援してくれています。
さようなら、世界。

 

アメリカのオレゴン州の場合の条件は

1、不治の病で余命6か月であること

1、患者本人が医師2人に口頭及び書面でリクエストし承認を得る

1、終末医療の最終オプションであることを理解する事

1、最初の要請から15日後に再要請する事。

 

2015年に安楽死の為の服用する薬を貰った人は218人。

この内86人は服用していないという

これについては興味深い話がある。

リオ五輪で車椅子の400Mで銀メダルを取ったベルギーの

38歳の女性です。

 

彼女は10代で激痛を伴う脊髄の病気で下半身不随となった

そして2008年には安楽死の許可証も貰った。

五輪で銀メダルを貰った彼女がもしかしたら安楽死を

図るのではと思われたが、彼女は記者会見を開き述べた。

「許可証が無ければ私は自殺していたでしょう。

安楽死は殺人では有りません。

より長く人生を送るためのものです

自分の人生は自分で決められると思えるようになり

心が安らぎました」

 

恐らくアメリカ・オレゴンで処置薬を貰った方々も

又同じように気持ちになったのでしょう。

 

日本の場合、認知症の患者は500万と言われてるそうで

65歳以上の方は7人に1人の割合であるという。

そして軽度認知障害の人が400万、2つを合わせると

高齢者の4人に1人である。

軽度というのは認知症の前段階で、早めに治療をしないと

5年後に認知症になるという。

 

2025年に団塊世代800万が75歳を迎え、認知症が700万を

超え、軽度を加えると1300万になり、65歳以上の高齢者の

3人に1人が認知症で或いはその予備軍だというのは

厚労省の見解である。

 

 

2016年認知症が原因で行方不明になった方の数が15,432人

4年連続で増え続け前年より26%増え最多の人数であり、

その後も増えているという

増えてる要因として家族が警察に届け出るのが以前に比べて

認知症に対しての理解が世間で広まり、あまり抵抗が無くなり

届やすくなったからだともいう

 

行方不明になったが98%は発見されてはいる。

警察の捜索や通報により63%、

自力及び家族に発見された人が32%、

然し、亡くなってから発見された方が471人、

行方不明の儘の人が191人だという。

 

安楽死というのは多くの問題を抱えているのは事実です。

自殺を増長させるのではないかいかと、或いは役に立たない人は

死んだほうが良いと安楽死を強要されるのではという意見もある。

安楽死の場合は一番重要な事は自分の意志で選ぶことが

出来るかどうかであり、他人が決めるものではないという事です。

具体的には、自分で錠剤を呑むことが必須であり、

他人が呑ませるのはいけません。

 

人によって様々です。

長生きしたい人は生きれば良いし、でも、中にはもうそろそろ

サヨナラしたいと思う人もいてもよいでしょう。

勿論、自殺はいけない事ですから本人の意思を確かめて

周りの人も納得して貰えれば静かに安楽死が出来る

そういった制度が有ればいいなと思います。

 

自分も賛成します。

臓器移植も登録したし、献血は年に2,3回はしてるので

献血の定年まであともう少しですが頑張ります。

臓器も使用できるかどうかも分かりません。

その時になって駄目だったという事もあるでしょうが、

出来るだけの事をして、希望を持ってる方の一助に

なれればと思ってます。

 

先日札幌で生活保護者や身寄りの無い人達が住む

自立支援施設が焼けて、11人が焼死するという

痛ましい火災が有りました。

建物の作り方が延焼がしやすい作りで今までにも

多くの悲劇が有ったという。

 

高齢者の場合は、孤立死がよく取り上げられます。

これは住居の問題も大きく絡んでくるそうです。

先日テレビで取り上げてましたが、古いアパートなどは、

建造後50年以上過ぎて、若し、地震などあったら耐えられない

建物であり、今、家主から立て直すので退去を

求められるケースが多いという。

立て直してもっと収益が見込めるものを作りたいのです。

 

ところが孤立死が高齢者に多い昨今、借りようと思っても

連帯保証人を求められる

今は保証人も金が払えば使えるシステムもあるが、

どうも高齢者には難しいようです。

 

どうして連帯保証が必要かというと

亡くなった時に部屋が汚れていて、その修復費用が100万とか

掛り、それが家主の負担だからという。

しかも、年齢が年齢ですから身寄りのない人が多く、しかも

家計が潤沢でないので家賃も5万円以下を探すが、

そのクラスは現役の低所得帯の人と同じなのだという。

いわゆる非正規労働者の事です。

彼らも又年収が低いので同じような所を求める。

結局住居がないと色々な場合に不利になるからで

住民票が必須なのです。

 

5万円以上の賃貸物件はあるという事です。

生活保護も家賃は5万まであるらしいので中々見つからないという。

札幌のケースも恐らくそうした方が住んでいたのではと思われる

こうなるとテレビでおばあちゃんが語ってたが長生きしたのが

悪かったのかな。

という言葉が有ったが、長生きはするもんじゃないと、

昔聴いた事有るけど実際そうなんですね。

 

高齢になって住む所が無いというのは身につまされる話です。

ただ貧乏だから安楽死という問題ではないです。

それだと大多数の人が該当してしまう。

団塊の世代があと30年くらいで居なくなり人口も減少する。

その時には、どうなってるかは判らないが、何時の時代でも

やっぱり住みずらい世の中なのでしょうか?