海浜で今は埋没してしまった。

絵では、屈曲する海岸線、浸食による洞穴、奇岩、磯馴れ松(そなれまつ)

美しい日本のふるさとの風景である。

古くからの日本の姿そのものである。


塩を取る砂浜でしょうか?

石垣で囲った土地が有ります。

海では、のんびり屋根舟を浮かべてのんびり海岸の風景を楽しむ一行がいる。


「武蔵田園簿」によれば17世紀中頃、金沢では六浦寺分、六浦平分、六浦社家分、
須崎村、町屋村、寺前村、谷津村、釜利谷で塩が作られており各生産者へは「塩
場役」という負担が課せられていました。

ただ、品質的には下り物の塩には劣っていたそうです。


海辺には、一本の道がある。

何人かの姿が見えるだけで、人通りは少ないようだ。


このように名所旧跡を求めて歩いてきた、作者の斎藤一族と、

挿絵画家の長谷川雪旦は、まさか、百数十年後に、このような風景が無くなるとは

思わなかったでしょう。

ひたすら田舎道を歩いて、名勝を求めてきたその心情を思うと

切ないものを感じます。



メタボンのブログ 神奈川沖「北斎」