本文によると、「正月三日の東叡山護国院では、御供え物の鏡餅を湯に浸して
参詣の人に与えた。俗にこれを、福の湯と称した」
茶碗に受けている人々の様子が描かれている。
大黒とは?
上野36坊の一つ護国寺に祀られており、霊験あらたかであると江戸の人に
信仰が厚かった。
大黒というのは、原名の「偉大な黒い者」からきているという。
本尊に向って、今年の福を祈願している人々や、正装して行きかう人々など正月独特の
華やかな雰囲気を感じさせる。
注連縄を張った所で、砕いた鏡餅を入れた福の湯を大桶から汲んでは、
参詣の人たちに上げているが、この(福の湯)は、竹筒に入れて持って帰っても良いが、
途中で、小便や食事などで立ち停まったら、福はかえってわざわいになるという言い伝えが有るそうです。
「大黒が 座った形は 膝四つ」
米俵二つの上に座っているから。