シルクロードが好きなんです。
でも、そういうと初めて会う人は、「エッー!」と言います。失礼ですよね(`ε´)
人間見た目で判断してしてはいけません。
ですから、放送があると洩れなく録画して時折見ます。
何処を見ても興趣を覚えますが、特に好きなのが「さまよえる湖ロプノール」
放送は30年前放映のものです。
シルクロードのオアシスとして栄えた楼蘭王国。突然、西暦330年に滅びました。
理由は、1600年に一度の流域の移動により湖が無くなり生活をすることが不可となったからです。(水が無ければ無理です)人口1万2千人の都を抱え、400人の僧侶もいた王国は滅亡しました。(漢書西域伝)。
西暦334年に移動し、1934年に現れ、そして今度現れるのが3534年なのです。(スェーデンの探検家ヘディンの理論)。
気が遠くなる数字ですが、自然の時間の歩みからすると、あっという間でしょうね。
(仏教用語でいえば、刹那)
でも、100年前のフィルムですが、鮮明です。
特に「湖畔の麗人」と名付けられたカヌーに載った2千年前の貴婦人のミイラ。頭に挿した青サイの羽も2千年の時間を感じさせませんね。
思えば、日本はまだそのころは、明治中期ですね。たしか、本願寺22代法主の大谷光瑞さんもシルクロードを探検し貴重な業績をあげてます。先人の苦労は大変だったでしょう。