休日のお約束。散歩を2時間。暖かったですね。Tシャツに長袖のシャツでしたが、途中、袖をめくり歩くそれでも寒くなく、間もなく12月なのに穏やかな天気です。
図書館へ5冊返し、9冊借りる。うち6冊は「翔ぶが如く」司馬遼さんですね。但し、4巻から9巻です。1~3が無かったため、これはやむを得ないことです。
途中からですから、いきなり佐賀の乱(江藤新平)から入っていきます。でも、どうして江藤さんは反乱を起こしたのでしょうね?今もって判りません。
西郷さんの場合は、いろいろな要因が重なってるようですが。
西郷さんといえば、以前鹿児島に行った時のことですが。
車で動いてる時、鹿児島湾を右手に見てると、ガイドさんが右を示して、「あれが西郷さんが助けられたお救いの小屋です」と、見てみると、砂浜に崩れそうな小さな小屋があります。
あれが、時勢に悲観して西郷さんが僧月照と鹿児島湾に入水自殺を企て、月照が死に西郷さんは助けられ運び込まれた小屋かと分かりました。
驚きました。もうあれから100年以上経過してるのに、そのまま保存してるなんて
多分その時代の遺蹟はあちこちに有るかと思いますが、そのままとは!
土地の人が、西郷さんに寄せる気持ちが如何に強いか、ましてその当時であれば神がかっていたのではないでしょうか。
有名な逸話で、久しぶりに鹿児島から京都へあがってきた幹部が攘夷はいつやるのかと聞いたら、今はやらん。明日、西郷さんに聞いてくれと言われ、翌日西郷さんから、「攘夷ではなく、開国」といわれ、即、開国家になったという話がありますが、凄く理解できる逸話です。人を吸引して止まなかったのでしょうね。
逆にいえば、西郷さんは薩摩から逃れられなかったのかも。そこに悲劇があったのかなと。
敬天愛人 自分を無にしないと、無理ですよね。