国内加工でできるだけ加工費が伸びないように工夫中のデザイン 深山ふぶき、真壁石の組み合わせ | 石って!?  お墓コンサルタント大橋理宏のブログ

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石のことならなんでも!って先代社長のときは,看板にかいていました.
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職人の資格,一級技能士は持っていますが、かなり不器用な2代目社長のブログです。

 
墓地サイズは5尺×5尺(約1m50センチ角)

墓石は深山ふぶき9寸角
外柵他カロートまでは真壁石で提案をこれからします。

外柵の部分の提案パターンですべて深山ふぶき

予算の逃げで中国材のAG98の外柵の金額提示もします。

今回国内加工ということで主な別途加工費は

墓石の頂上部 香箱仕上げ
上台(2段目)の天端の「亀腹」仕上げ
中台(3段目)の水垂れ仕上げ
花立と水鉢が一体となった、切り出し水鉢にある段差の加工と水皿、花立の穴あけ
香炉の宮型加工となります。

外柵部に関しては親柱といわれる両側の柱の「R加工」
柵の部分の段差を付けている部分の「R落とし加工」
などがあります。

このような加工も産地、加工者によってそれぞれの見積もりが出ますので常に時価ということになります。この場でこの加工はいくらとはなかなか言えません。

国内の石で中国加工が可能な石もありますが、輸送経費などを考えていくと国内での加工の方が安い場合などもあります。

今回の加工内容を価格換算して、仮に中国加工と比較してみると、極端に大きな開きは出ませんが国内加工の方が若干高くなるかと思います。

もしも中国材の原石から日本国内で加工をしたら加工費の違いが分かりやすくなるかもしれません。

疑問点などあればお問い合わせください。