おはようございます。
朝の本業の作業もおわり、PTAの行事に出かけるまでに少しありますので、
先日、福島県の石材問屋さんに聞いた、震災による墓石倒壊の状況です。
まず、倒れなかったもの
これは分類上二つあります。
まったく微動だにしなかったものと、倒れなかったがそっくりそのまま位置が移動していたもの
前者後者ともに施工はいわゆる金物入りの耐震設計もしくは耐震ボンドと言われるシリコーン製のボンドでの接着工法。
両方とも接着面はずれず、はがれずとなんとかこらえたようです。
ただ後者の倒壊は免れたものの位置がもとあった場所と違うところにずれてしまったものは、シリコーン製のボンドはカッターを入れればはがすことが可能。
それに対し耐震金物のものは、かなり種類があるので施工した業者さんでないと取り外し方がわからない場合があり、そのままの状態で元の位置に戻せればいいが戻せない場合、それなりの覚悟が必要だそうです。
そのままの状態で土台が崩れ転倒に至った場合はさらに困難で、復旧を目指してはいるもののなかなか手を出せない状態にるそうです。
たとえるなら、陸に打ち上げられた漁船のようなものです。
さまざまな耐震技術が発達している中で、盲点だった、いろいろありすぎる技術は悩ましいところですが、免震や耐震とうたったシリコーン製のボンドで使用方法がしっかりしていれば十分に機能しているのは救いです。
そんな、状況のなか、現在そのような石専用の接着材品薄になっております。時間とともに解決はすると思いますが。
弊社でも6年ほど前から標準施工でボンド付けに変わっております。
以前保険の話もしましたが、標準施工でも守れる範囲は十分にあります。
一度状況確認と対策も考えることは大切かと思います。
後編は倒れてしまったものについて書きます。
㈱大橋石材店
大橋理宏